特許
J-GLOBAL ID:200903012942470332

軟骨内及び骨軟骨欠損を修復するための軟骨組織及びインプラントの製造方法並びにその方法を実施するための配置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-500061
公開番号(公開出願番号):特表2000-513214
出願日: 1997年06月02日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】本書に記載の方法は、軟骨及び少なくとも部分的に軟骨からなるインプラントの生体外製造に役立つ。本方法は、軟骨の細胞外基質を形成することができ、そうでなければ空の細胞隙(1)内に置かれ、軟骨の細胞外基質を形成するためにこの細胞隙(1)内に放置される、生きている細胞に基づいている。細胞隙内には1立方センチメートル当たり約5×107〜109個の細胞を含有するために必要な多数の細胞が導入される。細胞隙(1)は、少なくとも部分的に、細胞隙(1)を取り囲んでいる培地隙(2)から半透性壁(3)又は対流障壁として機能する開放有孔壁によって分離されている。開放有孔壁は、骨代用物質から作られているプレート(7)の形状を取っていてよく、さらに細胞隙(1)の底部に向けて配置されていてもよい。これは、細胞がこのプレート(7)上に沈着させられることを惹起し、細胞隙(1)上で生じた軟骨は孔又は不規則性表面内へ増殖し、従って代用骨プレート(7)とこれを被覆する軟骨層とからなるインプラントが作られ、軟骨増殖の結果として明確な形状を有するインプラントの2つの部分が相互に適合する。
請求項(抜粋):
軟骨組織及び軟骨組織を含有するインプラントを生体外で製造する方法であって、前記方法が細胞外軟骨基質を産生する能力を有する生体の細胞から出発しており、細胞が細胞隙1cm3当たり約5×107〜109cellの細胞密度で細胞隙(1)内に持ち込まれること、細胞外基質を形成するために細胞が細胞隙(1)内に残されること、それによって細胞隙(1)が少なくとも部分的にこれを取り囲んでいる培地隙(2)から半透膜壁又は対流障壁として機能する開放有孔性壁によって分離されることを特徴とする方法。
IPC (4件):
C12N 5/06 ,  A61F 2/28 ,  A61L 27/00 ,  C12M 3/06
FI (4件):
C12N 5/00 E ,  A61F 2/28 ,  A61L 27/00 G ,  C12M 3/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平4-505717

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