特許
J-GLOBAL ID:200903012949922301

荷受台昇降装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 隆文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-353134
公開番号(公開出願番号):特開2000-168426
出願日: 1998年12月11日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 3位置切換弁に代わる安価な弁装置を用いてスライド動作を可能とする荷受台昇降装置を提供する。【解決手段】 ピストンロッド側室42rの受圧面積は、ピストンヘッド側室42hの受圧面積より小さいことを利用して、両室に共通の油圧を供給しつつ、駆動力の差によりピストンを伸長側に移動させる。また、ピストンロッド側室42rにのみ油圧を供給するとともに、ピストンヘッド側室42hの油液を戻し状態にして、ピストンを収縮側へ移動させる。このために必要な電磁弁は、ピストンヘッド側室42hへの油圧の供給・遮断を行う2位置弁と、ピストンヘッド側室42hからリザーバタンク87への連通・遮断を行う2位置弁とである。
請求項(抜粋):
車体に取り付けられた固定側部材と、前記固定側部材によって水平方向へスライド可能に支持された支持基部と、前記支持基部を所定位置へスライドさせるスライド駆動機構と、前記支持基部によって支持され、昇降動作をする平行リンクを構成する2つのアームと、前記アームを駆動する昇降駆動機構と、前記アームの先端側に回動可能に接続された荷受台とを備えた荷受台昇降装置において、前記スライド駆動機構は、油圧ポンプと、リザーバタンクと、前記油圧ポンプから連通したピストンロッド側室を有する油圧シリンダと、前記油圧ポンプと前記油圧シリンダのピストンヘッド側室との間に接続され、遮断位置と連通位置とを有する第1電磁弁と、前記ピストンヘッド側室と前記リザーバタンクとの間に接続され、遮断位置と連通位置とを有する第2電磁弁とを含み、前記油圧シリンダの伸長動作時は前記第1電磁弁を連通位置に、前記第2電磁弁を遮断位置にそれぞれ維持することにより前記ピストンロッド側室及び前記ピストンヘッド側室に共に前記油圧ポンプからの油圧を供給し、収縮動作時は、前記第1電磁弁を遮断位置に、前記第2電磁弁を連通位置にそれぞれ維持することにより前記ピストンロッド側室にのみ前記油圧ポンプからの油圧を供給し、前記ピストンヘッド側室を前記リザーバタンクと連通させることを特徴とする荷受台昇降装置。

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