特許
J-GLOBAL ID:200903012953522563

3次元画像表示制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-317780
公開番号(公開出願番号):特開平9-161096
出願日: 1995年12月06日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 視点が直線通路上を移動中に視線の方向を自動的に適切に変化させることで、現実世界を移動しているのと同じ視覚的効果を与える3次元画像表示制御装置を提供する。【解決手段】 シーンデータ記憶手段2は、シーンに配置された3次元オブジェクトを記憶する。視点位置更新手段5は、通路記憶手段1に記憶されている通路に沿って視点を移動させる。視線方向ベクトル更新手段8は、視点と通路端点間の距離が短くなるにつれて、視線方向を徐々に回転させる。レンダリング部9は視点位置から視線方向を眺めた3次元空間のCG画像を表示する。本発明によれば通路と3次元オブジェクトの位置関係を制限し、かつ視点が直線通路上を移動中に視線方向を制御することで、障害物を避けつつ、通路オブジェクト上を現実に歩いているかのような画像表示ができる。
請求項(抜粋):
3次元空間内に配置された視点が移動するための通路を記憶する通路記憶手段と、前記3次元空間内に配置した3次元オブジェクトのデータを記憶するシーンデータ記憶手段と、前記視点の現在位置座標を記憶する視点位置レジスタと、現在の視線方向を記憶する視線方向ベクトルレジスタと、前記視点が前記通路記憶手段に記憶されている通路を移動するように前記視点位置レジスタの内容を更新する視点位置更新手段と、前記視点位置レジスタに記憶された視点の現在位置と、現在視点が存在する通路の端点のうち視点が向かう側の端点との間の距離を算出する視点・通路端点間距離算出手段と、前記視点・通路端点間距離算出手段が算出した距離値を記憶する視点・通路端点間距離レジスタと、前記視点・通路端点間距離レジスタの距離値が予め定められた第1の閾値以下である場合には、視点が前記端点に至った時点で、視線回転前に比べて、視点が存在する通路と次に視点が移動する通路のなす角度だけ視線方向が回転しているように、視点・通路端点間距離が小さくなるにつれて視線方向を徐々に回転させて前記視線方向ベクトルレジスタを更新する第1の視線方向更新手段と、現在の視点位置から視線方向を見たときの画像を表示装置に描画するレンダリング部とを備えたことを特徴とする3次元画像表示制御装置。
IPC (2件):
G06T 17/00 ,  G06T 15/00
FI (2件):
G06F 15/62 350 A ,  G06F 15/62 360

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