特許
J-GLOBAL ID:200903012954521641
多孔性フィルタを用いる生理活性試料物質の測定方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-045380
公開番号(公開出願番号):特開2001-235471
出願日: 2000年02月23日
公開日(公表日): 2001年08月31日
要約:
【要約】【課題】 短時間で生理活性試料物質の高感度測定が可能な方法を提供する。【解決手段】 測定試料物質の溶液と、試料物質に特異的に結合する第一の生理活性物質にリガンドが結合された結合体の溶液とを、溶液容量比が1:1〜20:1にて接触させて、リガンドに結合した生理活性物質と測定試料物質との複合体を溶液中で形成する事;複合体含有溶液を、上記リガンドの補捉剤が結合された多孔性フィルタに滴下して、該複合体のリガンド部分をリガンド補捉剤に結合させる事;フィルタに、測定試料物質に特異的に結合する、酵素で標識された第二の生理活性物質の溶液を滴下して、この酵素標識生理活性物質を、リガンド補捉剤とリガンド部分とを介してフィルタに結合している第一の生理活性物質と測定試料物質との複合体に結合させる事;フィルタを洗浄して未結合の酵素標識第二生理活性物質を除去する事;次にフィルタに結合した酵素の活性を測定する事からなる方法。
請求項(抜粋):
生理活性を有する測定試料物質を含む試料溶液と、該測定試料物質に特異的に結合する第一の生理活性物質にリガンドが結合された結合体を含む溶液とを、それらの溶液の容量比が1:1乃至20:1となるように接触させて、リガンドに結合した生理活性物質と測定試料物質との複合体を溶液中にて形成する工程;該複合体を含む溶液を、上記リガンドの補捉剤が結合された多孔性フィルタの表面に滴下して、該複合体のリガンド部分を、該リガンド補捉剤に結合させる工程;該多孔性フィルタの表面に、上記測定試料物質に特異的に結合する、酵素で標識された第二の生理活性物質の溶液を滴下して、この酵素標識を持つ第二の生理活性物質を、リガンド補捉剤とリガンド部分とを介して多孔性フィルタに結合している第一の生理活性物質と測定試料物質との複合体に結合させる工程;多孔性フィルタを洗浄することにより未結合の酵素標識第二生理活性物質を除去する工程;そして多孔性フィルタに結合した酵素の活性を測定する工程からなることを特徴とする、多孔性フィルタを用いる生理活性を有する試料物質の測定方法。
IPC (6件):
G01N 33/537
, G01N 33/53
, G01N 33/543 515
, G01N 33/543 521
, G01N 33/543 525
, G01N 33/543 591
FI (6件):
G01N 33/537
, G01N 33/53 U
, G01N 33/543 515 F
, G01N 33/543 521
, G01N 33/543 525 E
, G01N 33/543 591
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特表昭60-500731
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特開平2-145967
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分析方法、キット及び装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-072649
出願人:日水製薬株式会社
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