特許
J-GLOBAL ID:200903012956088171
TiAl系合金部品及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 祥泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-132750
公開番号(公開出願番号):特開平9-125254
出願日: 1996年04月29日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 複雑な形状であっても,表面全体に均一な高温耐酸化皮膜を有し,耐酸化性に優れたTiAl系合金部品及びその製造方法を提供すること。【解決手段】 タングステン,ニオブ又はタンタルのいずれかの金属元素の酸化物よりなる酸化物ゾル溶液をTiAl系金属間化合物よりなる母材の表面にコーティングし,次いで真空雰囲気中において真空加熱を行う。上記金属がタングステンの場合に得られるTiAl系合金部品10は,母材11の表面に高温耐酸化皮膜12を有する。高温耐酸化皮膜12は,WO3 ・TiO2 ・Al2 O3 よりなる第1層121と,TiO2 ・Al2 O3 よりなる第2層122と,Al2 O3 よりなる第3層123とから構成される。各層121,122,123には,それぞれ金属Wが分散している。
請求項(抜粋):
タングステン,ニオブ又はタンタルのいずれかの金属元素を含有する金属化合物と溶媒とを出発原料として作製した上記金属元素の酸化物よりなる酸化物ゾル溶液を調整し,該酸化物ゾル溶液を,TiAl系金属間化合物よりなる母材の表面にコーティングし,次いで,真空雰囲気中において真空加熱を行うことにより,上記母材の表面に高温耐酸化皮膜を形成することを特徴とするTiAl系合金部品の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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