特許
J-GLOBAL ID:200903012962138970

電力ケーブル用接続部形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-168710
公開番号(公開出願番号):特開平8-017540
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 電力ケーブル導体を補強絶縁体の内部に挿入して固定し、補強絶縁体の樹脂材料を加熱、加圧して接続部を形成する際に、接続部の絶縁部材の中に空気が閉じ込められることを防止できるようにする。【構成】 電力ケーブル1、1aの導体2、2aの先端部に設けた導体接続子30、30aを相互に突き合わせる状態で、高圧シールド電極15の内部で接続し、補強絶縁体に対して加熱、加圧を施して、ケーブル用接続部を構成する。前記補強絶縁体に対してケーブル端部を挿入して固定した状態で、ケーブル絶縁体3、3aの先端部の外周部と、補強絶縁体の貫通孔の内面との間に、樹脂材料が軟化する温度に加熱した状態でも、一定の値の隙間Tを形成し、樹脂材料が端部から圧縮されても、接続部の内部の空気の排出を良好に行い得るようにする。
請求項(抜粋):
接続する2本のケーブルの導体端部に導体接続子を固定し、前記2つの導体接続子の先端部を突き合わせる状態で、あらかじめゴム・プラスチック材料等の樹脂材料により一体に形成してなる補強絶縁体の中心を貫通する孔に挿入して固定し、両ケーブルの導体の間に電気的な導通を設定するケーブル導体接続部において、前記補強絶縁体に挿入するケーブルの絶縁体の外周部と、補強絶縁体の貫通孔の内面との間に隙間を形成し、前記ケーブル導体接続部に対応させて位置決めする補強絶縁体に対して、周囲から熱と圧力を加えて補強絶縁体を構成するゴム・プラスチック材料を軟化させて、ケーブル導体接続部の周囲に密着保持させる際に、前記補強絶縁体の貫通孔の内部の空気を排出する手段を構成することを特徴とする電力ケーブル用接続部形成方法。
IPC (2件):
H01R 43/00 ,  H02G 1/14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-031315
  • 特開昭52-017691

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