特許
J-GLOBAL ID:200903012968077787

動力出力装置およびその歯打ち音低減方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-361899
公開番号(公開出願番号):特開平11-173171
出願日: 1997年12月09日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 プラネタリギヤなどの三軸式のギヤ機構を備えたハイブリッド車輌では、エンジンの停止時に、ギヤ歯同士が衝突する歯打ち音(ガラ音)を発生することがあり、歯打ち音の低減が望まれていた。【解決手段】 停車中にエンジンが運転されているハイブリッド車輌において、イグニッションスイッチ179がオフされてエンジン150が停止される際、エンジン150のスロットルバルブ166を全閉にしたり、開閉タイミング変更機構153によりバルブオーバラップを小さくしたりして、エンジン150のポンプ仕事を大きくし、プラネタリギヤ120の一軸に負荷を結合する。この結果、プラネタリギヤ120の一軸には回転数を低下させようとする負荷が継続してかかることになり、プラネタリギヤ120の各歯間の速度差による歯打ちが抑制され、歯打ち音も低減される。
請求項(抜粋):
動力源である原動機と、該原動機と駆動軸との間に設けられ動力の伝達を行なうギヤ機構とを備え、前記駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、少なくとも前記原動機の運転の停止を指示する運転停止手段と、該運転の停止が指示されたとき、前記ギヤ機構のギヤ間で歯打ち音が発生する条件が成立しているか否かを判定する歯打ち音判定手段と、前記運転の停止時に該歯打ち音が発生する条件が成立していると判定された場合には、前記ギヤ機構のいずれかの軸に所定の負荷を結合する負荷結合手段とを備えた動力出力装置。
IPC (5件):
F02D 17/00 ,  B60K 17/04 ,  B60L 11/14 ,  F02D 17/02 ,  F02D 29/02
FI (5件):
F02D 17/00 M ,  B60K 17/04 G ,  B60L 11/14 ,  F02D 17/02 Z ,  F02D 29/02 D
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-072431

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