特許
J-GLOBAL ID:200903012968750341

構造用厚鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-003085
公開番号(公開出願番号):特開平7-207339
出願日: 1994年01月17日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 構造用厚鋼板を経済的にかつ生産性よく製造する。【構成】 構造用鋼の成分からなり、凝固後Ac3 以上に加熱した構造用鋼の鋳片を適正なデスケーリングと冷却を組合せながら圧延し、目的の用途に適応する仕上げ温度で圧延を終了し、圧延終了後加速冷却を実施する前に圧延終了温度から650°Cまでの高温滞留時間を所定時間以内として板内の平均スケールの厚みを薄くし、形状の優れた厚鋼板、スケール密着性の優れた厚鋼板あるいはスケール密着性と高いヤング率を兼ね備えた厚鋼板を製造する。【効果】 形状の良好な構造用鋼板、スケール密着性の優れた厚鋼板あるいはスケール密着性と高いヤング率を兼ね備えた厚鋼板を高い生産性のもとで円滑に安定して製造する。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.01〜0.20%、Si:0.03〜1.00%、Mn:0.30〜2.00%、Al:0.005〜0.10%、N :0.001〜0.01%、残部がFe及び不可避的成分からなり、凝固後Ac3 以上に加熱した構造用鋼の鋳片を用い、可逆式熱間圧延機での厚鋼板製造工程において、該熱間圧延機の噛込側近傍で被圧延鋼板に衝突圧1.2kg/cm2 以上のデスケーリングを実施し、その後、直ちに前記熱間圧延機で圧延し、次いで圧延された鋼板を該熱間圧延機の噛出側近傍において、圧延直後に冷却能力500kcal/m2 ・hr・°C以上で冷却を行い、かかる圧延を往復で複数パス行ってAr3 以上で圧延を終了し、圧延終了後加速冷却を実施する前に圧延終了温度から650°Cまでの高温滞留時間を70秒以内として加速冷却前の板内平均スケールの厚みが10μm以下であることを特徴とする構造用厚鋼板の製造法。
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/54

前のページに戻る