特許
J-GLOBAL ID:200903012969024571

注出容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-021567
公開番号(公開出願番号):特開平7-232779
出願日: 1994年02月18日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 注出容器を使い易くする。【構成】 容器本体2に可動底板5を摺動可能に設置し、容器本体2の上部開口にアタッチメント100を固定し、アタッチメント100にポンプユニット8を着脱可能に装着する。ポンプユニット8における天板10の液出口孔16を第1逆止弁30によって開閉する。天板10の上に案内環20を設置し、案内環20の上に操作ヘッド70を昇降自在に設置する。操作ヘッド70はコーン形にし、頂部に水平部71を設ける。第1逆止弁30の上部にポンプ室81を設け、ポンプ室81にピストン40と第2逆止弁60を上下動可能に収容する。ピストン40を第2逆止弁60に挿通し、第2逆止弁60をピストン40の弁座部47に対して着座、離間可能にする。ピストン40に流出通路42と連通孔44を設け、ピストン40の先端に設けた注出口43を操作ヘッド70の水平部71の中央に配置する。
請求項(抜粋):
(イ)上部が開口した筒状の容器本体と、(ロ)前記容器本体に気密状態に摺動可能に嵌装された可動底板と、(ハ)内側に開口を有して環状をなし、前記容器本体の上部開口に固定されるアタッチメントと、(ニ)前記アタッチメントに着脱可能に取り付けられたポンプユニット、とを具備し、前記ポンプユニットは、(a)前記アタッチメントに着脱可能に装着され、アタッチメントの前記開口を塞ぐ隔壁部を有し、この隔壁部の底面が水平面に形成され、隔壁部の中央に液出口を有する天板部と、(b)前記容器本体の内部における前記可動底板とアタッチメント及び天板部との間に形成され、内容物を収容する収容部と、(c)前記天板部の液出口の上方に設けられたポンプ室と、(d)前記天板部の液出口に設けられ、前記収容部内の内容物がポンプ室に流れるのを許容し、ポンプ室から収容部へ逆流するのを阻止する第1逆止弁と、(e)前記天板部に同心状に設けられ、上方に起立して延びる内側案内環及び外側案内環と、(f)前記天板部の上方に配されて前記容器本体の上部のほぼ全体を覆い、上下動可能に設置されていて、上面は頂部に水平部を有するコーン形をなし、前記水平部の中央に開口を有し、下部には前記内側案内環の外側に配される筒状の内側支持環と、前記外側案内環の外側に配される筒状の外側支持環とを有し、天板部との間に離脱防止機構が設けられた操作部材と、(g)環状をなし、前記ポンプ室を画成する壁面を気密状態に摺接する外周部を有し、上下方向に摺動可能な第2逆止弁と、(h)有底筒状をなし、前記操作部材に固定され、前記第2逆止弁を上下方向に相対移動可能に挿通しており、内部が流出通路になっていて、先端の注出口が前記操作部材の開口に位置し、底部は前記第2逆止弁よりも下方に位置していて、この底部には第2逆止弁に対する弁座が設けられており、外周部には連通孔が設けられ、第2逆止弁が前記弁座に着座すると前記連通孔と前記ポンプ室とを接続する液通路が遮断され、第2逆止弁が前記弁座から離反すると前記液通路が開かれるピストンと、(i)前記天板部と操作部材との間に配置され、操作部材を上方に付勢する付勢部材、を備え、前記操作部材を付勢部材に抗して下方に押操作することによりポンプ室内の内容物を注出口から注出し、前記操作部材を上方に弾性復帰することにより前記収容部に収容された内容物をポンプ室にポンプアップし、収容部内の圧力と大気圧との差圧に起因する力によって前記可動底板が容器本体内を上方に移動することを特徴とする注出容器。
IPC (2件):
B65D 83/76 ,  B65D 47/34
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-290063

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