特許
J-GLOBAL ID:200903012971661511
分散型データアーカイブシステム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-257801
公開番号(公開出願番号):特開2006-012192
出願日: 2005年09月06日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
【課題】 預け入れたデータに対して、特定の者だけに、任意の場所から安全にアクセスさせる。【解決手段】 データ保管時には、保管対象データファイルF1をアーカイブ装置1に与え、分割・暗号化手段13によって分割暗号化を行い、ネットワーク通信手段16によって、個々の分割ファイルを各データサーバ2a〜2cに分散して保管する。データ管理手段15は、このときの分割方法および暗号化方法、並びに保管先データサーバを示す管理データを所定場所に格納し、当該格納場所の所在を示すURL情報を携帯可能記録媒体10に記録する。データ取出時には、携帯可能記録媒体10を任意のアーカイブ装置1に接続し、URL情報に基づいて管理データを入手し、この管理データに基づいて、各保管先から分割ファイルを取出し、復号化・統合手段14によって元のデータファイルF1に復元する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ネットワークを介してアクセス可能な複数のデータサーバに、保管対象データを分散して保管する機能と、保管されていたデータを必要に応じて取出す機能と、を有する分散型データアーカイブシステムであって、
ネットワークに接続された複数の分散型データアーカイブ装置と、前記ネットワークに接続され、前記ネットワークを介して前記分散型データアーカイブ装置からのアクセスを受ける複数のデータサーバと、保管対象データの保管および取出しを行うために用いる携帯可能記録媒体と、を備え、前記携帯可能記録媒体を利用することにより、前記複数の分散型データアーカイブ装置の中の任意の分散型データアーカイブ装置から、保管対象データの保管および取出しが可能になるように構成され、
前記分散型データアーカイブ装置は、
データ保管時に、保管対象データを所定の分割方法に基づいて複数の分割ファイルに分割する分割手段と、
データ取出時に、前記分割方法を考慮して前記複数の分割ファイルを統合して元の保管対象データに復元する統合手段と、
データ保管時には、前記複数の分割ファイルを、前記ネットワークを介してそれぞれ所定のデータサーバへ転送して保管させる処理を行い、データ取出時には、前記ネットワークを介して個々のデータサーバに保管されている前記複数の分割ファイルを取出す処理を行うネットワーク通信手段と、
データ保管時には、前記分割手段によって採られた分割方法を示す情報を含んだデータ保管時の手順を示すデータ保管手順情報と、前記ネットワーク通信手段によって転送された複数の分割ファイルの保管先となるデータサーバを特定するデータ保管場所情報と、を有する管理データを作成し、この管理データを所定の場所に記録する処理を行い、データ取出時には、前記管理データを読み出し、この管理データに含まれている前記データ保管手順情報を前記統合手段に与え、この管理データに含まれている前記データ保管場所情報を前記ネットワーク通信手段に与える処理を行うデータ管理手段と、
前記携帯可能記録媒体に対して、データの読み書きを行う機能をもった読取・書込手段と、
を備え、
前記データ管理手段が、データ保管時には、前記読取・書込手段を介して前記携帯可能記録媒体内に、「管理データをアクセスするために必要な情報」を記録する処理を行い、データ取出時には、前記携帯可能記録媒体から読み出した「管理データをアクセスするために必要な情報」に基づいて「管理データ」を読み出す処理を行うことを特徴とする分散型データアーカイブシステム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
5B017AA03
, 5B017BA10
, 5B017CA16
引用特許:
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