特許
J-GLOBAL ID:200903012972361368

蓄熱式空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-017976
公開番号(公開出願番号):特開平8-210721
出願日: 1995年02月06日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 冷房運転時、放熱用熱交換器の放熱能力制御の適正化を図る。【構成】 運転モ-ド検知手段19により放熱用熱交換器8bを使用する冷房運転を検知すると、目標過冷却度演算手段21により第2流量弁RV2の目標過冷却度を演算し、時間検知手段22で検知した第1所定時間と第2所定時間における第1蓄熱量と第2蓄熱量を蓄熱量演算手段23により検知し、放熱量演算手段24により第1蓄熱量と第2蓄熱量との変化量及び第1所定時間と第2所定時間との変化量の比から放熱用熱交換器8bの実放熱能力を演算し、実放熱能力が目標放熱能力検知手段20による目標放熱能力よりも小さい場合は目標過冷却度補正手段25により目標過冷却度を下方修正し、実放熱能力が目標放熱能力よりも大きい場合は目標過冷却度補正手段25により目標過冷却度を上方修正する第1制御装置CN1とからなる。
請求項(抜粋):
圧縮機と、第1四方弁と、熱源側熱交換器と、第1膨張弁と、第1補助熱交換器と第2補助熱交換器とからなる冷媒対冷媒熱交換器の第1補助熱交換器とを順次環状に連接し、かつ第2膨張弁及び蓄熱用熱交換器と放熱用熱交換器と蓄熱材とからなる蓄熱槽の蓄熱用熱交換器とを直列に接続したものを、前記第1膨張弁と前記冷媒対冷媒熱交換器の第1補助熱交換器との直列接続部分に並列に接続してなる熱源側冷凍サイクルと、冷媒搬送ポンプと第2四方弁と冷媒タンクとをからなるポンプユニットと、室内流量弁と利用側熱交換器とからなる複数の室内ユニットと、前記第2補助熱交換器と第1流量弁とを直列に接続したものに対し二方弁と前記放熱用熱交換器と第2流量弁とを直列接続したものとを並列に接続したものとを環状に接続してなる利用側冷凍サイクルとからなり、前記放熱用熱交換器を使用する冷房運転モ-ドであることを検知する運転モ-ド検知手段と、冷房運転時の前記放熱用熱交換器の目標放熱能力を演算する目標放熱能力検知手段と、冷房運転時の前記第2流量弁の制御目標である前記放熱用熱交換器出口における目標過冷却度を演算する目標過冷却度演算手段と、所定時間を検知する時間検知手段と、前記所定時間毎に蓄熱槽内の蓄熱量を検知する蓄熱量演算手段と、前記蓄熱量の変化量から前記放熱用熱交換器の実放熱能力を演算する放熱量演算手段と、冷房運転時の前記放熱用熱交換器出口における実測過冷却度を検知する過冷却度検知手段と、前記目標過冷却度を補正する目標過冷却度補正手段と、前記実測過冷却度が前記目標過冷却度と一致するよう前記第2流量弁を開閉する第2流量弁駆動手段から構成された第1制御装置とを有し、前記運転モ-ド検知手段によって検知された前記放熱用熱交換器を使用するサイクルでの冷房運転において、前記目標過冷却度演算手段によって冷房運転時の前記第2流量弁の制御目標とする前記放熱用熱交換器出口における目標過冷却度を演算し、前記時間検知手段によって検知された第1所定時間における第1蓄熱量を前記蓄熱量演算手段によって検知し、前記時間検知手段によって検知された第2所定時間における第2蓄熱量を前記蓄熱量演算手段によって検知し、前記放熱量演算手段によって前記第1蓄熱量と前記第2蓄熱量の変化量及び前記第1所定時間と前記第2所定時間の変化量とから前記放熱用熱交換器の前記実放熱能力を演算し、前記実放熱能力が前記目標放熱能力より小さい場合には前記目標過冷却度補正手段によって前記目標過冷却度を下方修正し、一方前記実放熱能力が前記目標放熱能力より大きい場合には前記目標過冷却度補正手段によって前記目標過冷却度を上方修正し、前記第2流量弁駆動手段によって前記放熱用熱交換器出口における前記実測過冷却度が前記目標過冷却度と一致するよう前記第2流量弁を開閉することを特徴とする蓄熱式空気調和機。
IPC (2件):
F25B 13/00 351 ,  F25B 1/00 321

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