特許
J-GLOBAL ID:200903012979921938

超音波測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶山 佶是 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-331015
公開番号(公開出願番号):特開平6-160362
出願日: 1992年11月17日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】二次情報の表示機能を有し、それでいて測定・波形表示の繰り返し周期が短いデジタル方式の超音波測定装置を実現する。【構成】超音波のエコー受信信号を記憶する波形メモリ5を波形表示手段(101,102等)の処理に対応したタイミングで使用し、やはりエコー受信信号を記憶する波形メモリ50をデータ算出手段(105等)の処理に対応したタイミングで使用する。これにより、高速性を要求される波形表示処理と複雑な演算を要求されるデータ算出処理とが、互いの処理を妨げることなく別個に行われる。そこで、二次情報の表示と短周期での測定・波形表示とが両立できる。
請求項(抜粋):
受けた超音波のエコー受信信号がデジタルデータとして記憶され、このデジタルデータに基づいて前記エコー受信信号の波形表示が行われる超音波測定装置において、前記エコー受信信号のサンプリングタイミングを示す第1のタイミング信号と前記エコー受信信号とを受け、前記第1のタイミング信号に応じて前記エコー受信信号を第1のデジタルデータとして記憶する第1の波形メモリと、一測定波形分の測定ごとに、前記第1のタイミング信号を前記第1の波形メモリに送出して前記第1のデジタルデータを読出し、前記第1のデジタルデータに基づいて前記エコー受信信号の波形表示をする波形表示手段と、前記エコー受信信号のサンプリングタイミングを示す第2のタイミング信号と前記エコー受信信号とを受け、前記第2のタイミング信号に応じて前記エコー受信信号を第2のデジタルデータとして記憶する第2の波形メモリと、前記第2のタイミング信号を前記第2の波形メモリに送出して前記第2のデジタルデータを読出し、前記波形表示手段の処理と並行して又は前記波形表示手段の処理の合間に前記第2のデジタルデータに基づいて所定の演算を行い、前記エコー受信信号の波形表示に添えて表示するための所定の算出データを算出するデータ算出手段と、を備え、前記波形表示手段が一測定波形分の測定における前記第1のデジタルデータについての処理を終了すると直ちに次の一測定波形分の測定における前記第1のデジタルデータについての処理を前記波形表示手段に繰り返し行わせ、前記データ算出手段が一測定波形分の測定における前記第2のデジタルデータについての処理を終了すると、この終了の後の前記波形表示手段による一測定波形分の測定についての前記第1のタイミング信号を前記第2のタイミング信号として第2のデジタルデータについての処理を前記データ算出手段に繰り返し行わせることを特徴とする超音波測定装置。
IPC (3件):
G01N 29/22 502 ,  G01S 7/52 ,  G01S 7/56

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