特許
J-GLOBAL ID:200903012985503625

比較的厚い壁を有するプラスチック材料プレフォームの加熱方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-173191
公開番号(公開出願番号):特開平5-200843
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 処理時間が短縮され、電気エネルギ消費量の少ない、容器の製造に使用されるプラスチック材料、特にPETのプレフォームの赤外線加熱方法及び装置を提供する。【構成】 赤外線は、プラスチック材料によって吸収される波長の第1バンドB1と、プラスチック材料によって吸収されずにプレフォームの内部スペースに到達する波長を有する第2バンドB2とを含む。内部スペースに達する赤外線12の第2バンドB2に存在する波長を変更して第1バンドB1内の波長を有する輻射13に変換し、変更した波長を有する赤外線13をプレフォームの壁2に向かって再放出し、変更された波長を有する赤外線13が内面8の近傍でプラスチック材料によって吸収され、内面の温度Tiが壁2の外面10の温度Teよりも高温になるように、内面8の近傍のプラスチック材料を加熱する。
請求項(抜粋):
吹込みまたは延伸-吹込みによって瓶、小瓶のような容器を製造するために使用される比較的厚い壁を有するプラスチック材料特にポリエチレンテレフタレート(PET)のプレフォームの加熱方法であって、前記加熱が、プレフォームの長軸に対して実質的に横断方向でプレフォームを加熱するプレフォーム外部の少なくとも1つのソースから放出される赤外線によるプレフォームの照射から成り、前記赤外線が、プレフォームの壁の構成プラスチック材料によって吸収される波長を有する第1バンドと、プラスチック材料によって吸収されずにプレフォームの内部スペースに到達する波長を有する第1バンドとは異なる第2バンドとを含んでおり、プレフォームの内部スペース内で、該内部スペースに到達する赤外線の第2バンドに存在する波長を変更して第1バンド内の波長を有する輻射に変換し、変更した波長を有する赤外線をプレフォームの壁に向かって再放出し、変更された波長を有する前記赤外線がプレフォームの内面の近傍のプレフォームの壁の構成プラスチック材料によって吸収され、プレフォームの壁の内面の温度Tiが前記壁の外面の温度Teよりも高温になるように前記内面の近傍のプラスチック材料を加熱することを特徴とする比較的厚い壁を有するプラスチック材料プレフォームの加熱方法。
IPC (4件):
B29C 49/64 ,  B29B 13/02 ,  B29C 35/08 ,  B29L 22:00

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