特許
J-GLOBAL ID:200903012987529672

ラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-244345
公開番号(公開出願番号):特開平11-078409
出願日: 1997年09月09日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 キャップベルトなどベルト補強層に用いるコードとして、特定物性を有する有機繊維コードを用いることにより、タイヤの他の性能に悪影響を与えることなくして、ラジアルタイヤの高速耐久性を大幅に向上すること。【解決手段】 ベルト補強層のコードは有機繊維コードであり、該コード物性として、雰囲気温度177°Cの下、0.04g/dの荷重負荷時の乾熱収縮率をS1 (%)とし、かつ雰囲気温度177°Cの下、0.12g/dの荷重負荷時の乾熱収縮率をS2 (%)としたとき、S1 およびS2 が下記式S1 ≧5.5 ・・・(1)S2 ≦S1 -2.5 ・・・(2)で表される関係を満たしているラジアルタイヤである。
請求項(抜粋):
一対のビード部間に跨がってトロイド状をなすラジアル配列された一層または多層よりなるカーカスを、上記ビードと連なるサイドウォール部およびトレッド部に対するボディ補強材として備え、該カーカスはそのうちの少なくとも一層をビード部のビードコアの周りにタイヤの内側から外側へ向けて巻き上げたターンアップ構造を有し、かつ該カーカスのクラウン部外周にて、複数のコード配列層よりなるベルトと、少なくとも該ベルト端部を覆ってコードがタイヤ周方向に配列されている、少なくとも一層のベルト補強層とを備えた空気入りラジアルタイヤにおいて、該ベルト補強層のコードは有機繊維コードであり、そのコード物性として、雰囲気温度177°Cの下、0.04g/dの荷重負荷時の乾熱収縮率をS1 (%)とし、かつ雰囲気温度177°Cの下、0.12g/dの荷重負荷時の乾熱収縮率をS2 (%)としたとき、S1 およびS2 が下記式(1)及び(2)S1 ≧5.5 ・・・(1)S2 ≦S1 -2.5 ・・・(2)で表される関係を満たしていることを特徴とするラジアルタイヤ。
IPC (4件):
B60C 9/20 ,  B60C 9/00 ,  B60C 9/18 ,  D02G 3/48
FI (4件):
B60C 9/20 D ,  B60C 9/00 C ,  B60C 9/18 A ,  D02G 3/48

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