特許
J-GLOBAL ID:200903012988417177
ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の処理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-314156
公開番号(公開出願番号):特開平5-148760
出願日: 1991年11月28日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 芳香族ポリアミド繊維をゴム補強材として用いたゴム製品において、高温状態での苛酷な使用条件下に、ゴムとゴム補強材との耐熱中剥離性を向上したゴム補強用芳香族ポリアミド繊維を提供する。【構成】 ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維を処理するに際し、エチレン系不飽和カルボン酸単量体が共重合された共役ジエン-ビニルピリジン共重合ラテックス、特定のエチレンイミン化合物、脂肪族ポリエポキシド化合物およびレゾルシン-ホルマリン初期縮合体とを含んだ第1段処理液を付与し、加熱処理した後、引き続いてエチレン系不飽和カルボン酸単量体が共重合された共役ジエン-ビニルピリジン共重合ラテックス、特定のフェノール系化合物およびレゾルシン-ホルマリン初期縮合体とを含んだ第2段処理液を付与し、加熱処理を施すことを特徴とする。
請求項(抜粋):
ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維を処理するに際し、まずエチレン系不飽和カルボン酸単量体が共重合された共役ジエン-ビニルピリジン共重合ラテックス100重量部に対し、下記一般式(a)で表されるエチレンイミン化合物25〜45重量部、脂肪族ポリエポキシド化合物5〜20重量部およびレゾルシン-ホルマリン初期縮合体1〜10重量部を混合した第1段処理液を付与し、ただちに100〜150°Cの熱風を用いて乾燥した後、230〜260°Cの温度で加熱処理を施し、次いでエチレン系不飽和カルボン酸単量体が共重合された共役ジエン-ビニルピリジン共重合ラテックス100重量部に対し、下記一般式(b)で表されるフェノール系化合物50〜70重量部およびレゾルシン-ホルマリン初期縮合体1〜20重量部を混合した第2段処理液を付与し、ただちに100〜150°Cの熱風を用いて乾燥した後、230〜260°Cの温度で加熱処理を施すことを特徴とするゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の処理方法。【化1】ただし、式中のRは炭素数2〜50の芳香族または脂肪族の炭化水素基であり、nは1または2の整数である。【化2】ただし、式中のWはCH2 またはSn を、X、YはCl、H、OHおよびC1 〜4 のアルキル基から選ばれた基を示し、nは1〜8の整数、mは1〜15の整数である。
IPC (9件):
D06M 15/41
, C08J 5/06 CEQ
, C08J 5/12 CEQ
, D06M 13/48
, D06M 15/55
, D06M 15/693
, B29B 11/16
, B29B 15/08
, D06M101:36
FI (4件):
D06M 15/41
, D06M 13/48
, D06M 15/55
, D06M 15/693
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