特許
J-GLOBAL ID:200903012992409707

制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-017893
公開番号(公開出願番号):特開平7-208538
出願日: 1994年01月17日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 小型、軽量で、制御が容易な制振装置を提供すること。【構成】 発電制動型の制振器1を支持体と制振対象Mとの間に設ける。変位センサ2は、振動時の支持体と制振対象Mとの間の相対変位を検知する。変位センサ2の検知信号は増幅器3を介して微分器4に送られ、相対変位量の変化から相対速度が測定される。この相対速度及び相対変位はA/D変換器5を介して制御装置であるパーソナルコンピュータ6に入力される。パーソナルコンピュータ6は相対速度及び相対変位に基づいて切換器7の切換動作を制御する。切換器7は、制振器1に内蔵された発電機の出力端子間を短絡、開放することにより減衰力を変更できる。振動による制振対象の支持体に対する変位x1及び相対速度x2で構成される二次元平面(x1,x2)上の切換関数σ=s1x1+x2のσ=0の直線上に、振動による運動状態を移行させるように減衰力を切り換えながら加える。
請求項(抜粋):
振動による制振対象の支持体に対する変位x1及び相対速度x2を検知し、二次元平面(x1,x2)上の切換関数σ=s1x1+x2のσ=0の直線上に変位x1及び相対速度x2の運動を向かわせるように減衰力を切り換えながら加え、σ=0の直線上でx1及びx2を0に収束させる制振装置において、いずれか一方が制振対象に、他方が支持体に夫々連結され、制振対象と支持体との間の相対変位に応動して軸線方向へ相対移動自在の二つの支持部材と、前記二つの支持部材間の相対変位を回転体の回転運動に変換する変換装置と、回転体に回転軸が結合した発電機とを有する発電制動型の制振器と、前記発電機の出力端子間を開閉する切換器と、前記二つの支持部材間の変位及び相対速度が入力され、それらに応じて切り換え関数σに従い前記切換器を制御して出力端子間を開閉させることにより振動に対する抵抗力を切り換える制御装置とを備えたことを特徴とする制振装置。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  G05D 19/02 ,  G12B 9/08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-234943
  • 特開平3-234943

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