特許
J-GLOBAL ID:200903012993374796
バッファ挿入型リングネットワークアクセス制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
並木 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-019973
公開番号(公開出願番号):特開平6-232886
出願日: 1993年02月08日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 伝送路の使用効率を維持しつつ、アクセス権の公平性制御が正常に動作する、セルによるバッファ挿入型リングネットワークのノードにおけるアクセス制御を実現する。【構成】 リンク101で上位から受信したセルのヘッダのACF領域を103で分離する。該セルの宛先を106で判定し、自ノード宛てならバッファ108へ、他ノード宛てで高優先なら中継路110へ、低優先なら中継バッファ111へ導く。自ノードからの送信セルは、高優先ならバッファ113に、低優先ならバッファ115に格納する。優先順序に従ってスイッチ112で選択したセルを105でACFと結合しリンク102から下位へ送る。
請求項(抜粋):
ノード間を伝送路でつないで行くことにより構成したリング型ネットワークにおける前記個々のノードにおいて、上流のノードから伝送路を介して受信したパケットを自ノードへ取り込む制御、自ノードへ取り込まずに一旦中継バッファに蓄えた後、下流のノードへ転送する制御、及び自ノードにおいて発生したパケットを下流のノードへ送出する制御、を媒体アクセス制御として、前記パケットを構成するヘッダ領域と情報領域の中の前記ヘッダ領域に含まれるアクセス制御領域(ACF)の内容に依存して行うバッファ挿入型リングネットワークアクセス制御装置において、前記各ノードに、上流のノードから伝送路を介してパケットを受信したとき、当該パケットに予め付与されている伝送上の優先度を判定する判定手段(106)と、受信した当該パケットをACFとそれ以外の本体部分に分離する分離手段(103)と、前記判定手段が最高位の優先度であると判定したときは、当該パケットの分離された前記本体を高優先中継路(110)に導き、それ以下の低優先度であると判定したときは、その低優先度に対応した中継バッファ(111)に導くスイッチ手段(107)と、自ノードにおいて発生するパケットの本体部分を、最高位の優先度を持つものと、それ以下の低優先度を持つものとに分け、前者を格納しておく高優先送信バッファ(113)及び後者を格納しておく低優先送信バッファ(115)と、前記高優先中継路に前記本体が存在するときは当該本体を待ち時間なしに優先して選択し、前記高優先中継路に前記本体が存在しないときは、前記中継バッファ、高優先送信バッファ及び低優先送信バッファの中から予め定められ優先順位に従ってそこに格納されている本体を選択し、選択された本体を出力するスイッチ制御手段(109,112)と、前記分離手段で分離された前記ACFを吟味し、それに所定の処理を施すACF処理手段(104)と、該処理手段により処理後のACFと前記スイッチ制御手段から出力された本体とを、パケットとして下流のノードへ送出するため、結合するACF結合部(105)と、を備えたことを特徴とするバッファ挿入型リングネットワークアクセス制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H04L 11/00 330
, H04L 11/20 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭56-074083
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特開昭51-004946
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特開昭57-145571
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