特許
J-GLOBAL ID:200903012996827015

衛星回線アクセス方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-352459
公開番号(公開出願番号):特開平10-173584
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】時分割多元接続の衛星回線アクセス方式において、タイムスロットの予約割り当て方式を改良することにより、データ伝送の効率を向上する。【解決手段】複数の周辺局が1つの衛星回線を介して、1つの中心局へ通信を行う、時分割多元接続の衛星回線アクセス方式において、スロット化アロハ方式とスロット予約方式を併用し、さらに、スロット予約方式として、周辺局が要求する数だけの予約スロットを割り当てる方式と、周辺局からの一度の予約要求に対して、予約スロットを周期的に連続して割り当てる方式を併用する。周辺局に多量の送信データが発生した時は、周辺局側の選択により、連続的な予約割り当て方式を使用する。これにより、予約要求のためにスロット化アロハ方式の使用が繰り返されることがないため、衝突の発生が減少するとともに、予約の要求と割り当てに要する遅延時間が省かれるため、伝送効率が向上する。
請求項(抜粋):
複数の周辺局が、1つの衛星回線におけるフレーム構成の時分割タイムスロットを使用して1つの中心局と通信を行う際に、ランダムにアクセスを行うスロット化アロハ方式と、事前に予約したタイムスロットを使用するスロット予約方式とを併用する時分割多元接続の衛星回線アクセス方式において、前記周辺局は、自局内に蓄積されているデータ量及び自局内の発生が予測されるデータ量に基づき一定数の予約スロットを要求するか、又は周期的に連続する予約スロットを要求し、前記中心局は、各周辺局に割り当てる予約スロットを周辺局の要求に応じて、一定数の割り当てを行うか又は予約スロットの周期的な連続する割り当てを行うことを特徴とする衛星回線アクセス方式。
IPC (2件):
H04B 7/212 ,  H04L 12/18
FI (2件):
H04B 7/15 C ,  H04L 11/18

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