特許
J-GLOBAL ID:200903012997841186

アガリクス茸の抽出方法およびその抽出エキスを有効成分とする抗腫瘍剤および健康食品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田中 光雄 ,  矢野 正樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-406958
公開番号(公開出願番号):特開2005-162708
出願日: 2003年12月05日
公開日(公表日): 2005年06月23日
要約:
【課題】 人体に有害なマンニトール、糖アルコール、重金属類の含量を低減し、かつ抗腫瘍作用を示すβ-グルカンを高含量で含むアガリクス茸子実体抽出エキスを得る方法並びにその抽出エキスを含む抗腫瘍剤及び健康食品の提供。 【解決手段】 (1)生、冷凍もしくは乾燥したアガリクス茸の子実体を20°C乃至30°Cの水中で浸漬し洗浄する工程、(2)洗浄したアガリクス茸の子実体を粉砕する工程、(3)粉砕したアガリクス茸の子実体を80°C乃至100°Cの熱水中で抽出して、抽出液および残渣部を得る工程、(4)その残渣部をさらに30°C乃至55°Cにて4〜12時間植物組織崩壊酵素で処理し、抽出液および残渣部を得る工程、及び(5)工程(3)及び工程(4)で得られた各抽出物を一定の割合にて合わせて抽出エキスを得る工程を含むことを特徴とするアガリクス茸子実体の成分の抽出方法。又その抽出方法により得られた抽出エキスを有効成分として含む抗腫瘍剤及び健康食品。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(1)生、冷凍もしくは乾燥したアガリクス茸の子実体を、該アガリクス茸の子実体 1重量部に対して5〜30重量部の20°Cないし30°Cの水中で0.5〜1時間浸漬し洗浄する工程; (2)洗浄した生、冷凍もしくは乾燥したアガリクス茸の子実体を粉砕する工程; (3)得られたアガリクス茸の子実体の粉末を、該粉末 1重量部に対して5〜30重量部の80°Cないし100°Cの熱水中で1〜2時間抽出して、抽出液および残渣部を得る工程; (4)その残渣部をさらに30°Cないし55°Cの温水中にて4〜12時間植物組織崩壊酵素で処理して、抽出液および残渣部を得る工程;次いで、 (5)工程(3)および工程(4)で得られた各抽出液をそれらに含有される固形物の重量に基づき、50:50〜0:100の範囲の割合にて合わせて、その合わせた抽出液を濃縮して、濃縮液または粉末としての抽出エキスを得る工程; を含むことを特徴とするアガリクス茸の抽出方法。
IPC (4件):
A61K35/84 ,  A23L1/212 ,  A23L1/30 ,  A61P35/00
FI (4件):
A61K35/84 A ,  A23L1/212 101 ,  A23L1/30 B ,  A61P35/00
Fターム (31件):
4B016LC07 ,  4B016LE03 ,  4B016LE05 ,  4B016LG14 ,  4B016LK18 ,  4B016LP01 ,  4B016LP02 ,  4B016LP04 ,  4B016LP08 ,  4B016LP13 ,  4B018LE01 ,  4B018LE05 ,  4B018MD82 ,  4B018MD90 ,  4B018ME08 ,  4B018MF01 ,  4B018MF02 ,  4B018MF03 ,  4B018MF06 ,  4B018MF07 ,  4B018MF08 ,  4B018MF12 ,  4C088AA07 ,  4C088AC17 ,  4C088BA08 ,  4C088CA05 ,  4C088CA11 ,  4C088CA25 ,  4C088NA05 ,  4C088NA20 ,  4C088ZB26
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特許第3428356号公報
  • 特許第3382820号公報
  • アガリクス茸エキスの製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-334775   出願人:備前化成株式会社
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審査官引用 (2件)

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