特許
J-GLOBAL ID:200903013012844921

光学用アクリル樹脂板状物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 宮崎 昭夫 ,  金田 暢之 ,  伊藤 克博 ,  石橋 政幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-082721
公開番号(公開出願番号):特開2004-292474
出願日: 2003年03月25日
公開日(公表日): 2004年10月21日
要約:
【課題】透過損失が少なく、表面欠陥の無い、板厚10mm以上の光学用アクリル樹脂板状物を製造する。【解決手段】メタクリル酸メチルを主成分とする重合性原料に重合開始剤とテルペノイド系連鎖移動剤を添加し、20〜60°Cでポリマーコンバージョン30〜60質量%になるよう重合させ、次いで60〜100°Cでポリマーコンバージョン90質量%以上になるよう重合させ、次いで100〜130°Cで重合を完結させるキャスト製板法により板厚10mm以上の光学用アクリル樹脂板状物を製造する方法。重合開始剤としては10時間半減期温度30〜60°Cの重合開始剤Aと60〜80°Cの重合開始剤Bとを併用し、重合開始剤AとBの10時間半減期温度の差は15°C以上である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
メタクリル酸メチルを主成分とする重合性原料に重合開始剤とテルペノイド系連鎖移動剤を添加し、キャスト製板法により重合して板厚10mm以上の光学用アクリル樹脂板状物を製造する方法において、 該キャスト製板法が、前記重合開始剤と前記テルペノイド系連鎖移動剤を添加した前記重合性原料を、 20°C以上60°C未満の重合温度条件で少なくとも1段階以上の昇温パターンによりポリマーコンバージョンが30質量%〜60質量%の範囲内になるように重合させる工程と、 次いで60°C以上100°C未満の重合温度条件で少なくとも1段階以上の昇温パターンによりポリマーコンバージョンが90質量%以上になるように重合させる工程と、 次いで100°C以上130°C以下の重合温度条件で重合を完結させる工程とを有し、 前記重合開始剤として、10時間半減期温度が30°C以上60°C未満である少なくとも一種の重合開始剤Aと、10時間半減期温度が60°C以上80°C未満である少なくとも一種の重合開始剤Bとを併用し、かつ重合開始剤Aと重合開始剤Bの10時間半減期温度の差が15°C以上であることを特徴とする光学用アクリル樹脂板状物の製造方法。
IPC (2件):
C08F2/00 ,  C08F20/10
FI (2件):
C08F2/00 B ,  C08F20/10
Fターム (23件):
4J011AA05 ,  4J011AB01 ,  4J011AB02 ,  4J011AC03 ,  4J011CA08 ,  4J011CC06 ,  4J011CC09 ,  4J011FB05 ,  4J011GA05 ,  4J011GB03 ,  4J011NA04 ,  4J011NA05 ,  4J011NA12 ,  4J100AL03P ,  4J100AL03Q ,  4J100CA01 ,  4J100CA04 ,  4J100DA61 ,  4J100FA03 ,  4J100FA04 ,  4J100FA18 ,  4J100FA28 ,  4J100FA41

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