特許
J-GLOBAL ID:200903013013875952

質量分析法によるタンパク質相互作用物質のスクリーニング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-332756
公開番号(公開出願番号):特開2005-098830
出願日: 2003年09月25日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】 タンパク質の機能解析を始める最初の段階として、アフィニティービーズを用いたプルダウンアッセイ法と質量分析法を組み合わせて、タンパク質と相互作用する物質を効率的にスクリーニングする手法を提供すること。【解決手段】 (a)2種以上の候補化合物の質量分析を行い、各候補化合物のイオン化効率を測定する工程、(b)前記2種以上の候補化合物を含む混合物と目的タンパク質とを接触させる工程、(c)前記目的タンパク質と結合しない(非結合)候補化合物を除去する工程、(d)前記目的タンパク質と候補化合物との複合体を回収する工程、(e)前記複合体の質量分析を行い、前記複合体に含まれる目的タンパク質、及び各候補化合物のイオン化量を測定する工程、そして(f)工程(a)及び(e)の結果に基づいて前記複合体に含まれる各候補化合物量又はそれらの比率を計算する工程、を含み、前記目的タンパク質と結合するリガンド化合物を同定する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
目的タンパク質と結合するリガンド化合物を同定するための、化合物のスクリーニング方法であって、 (a)2種以上の候補化合物の質量分析を行い、各候補化合物のイオン化効率を測定する工程、 (b)前記2種以上の候補化合物を含む混合物と目的タンパク質とを接触させる工程、 (c)前記目的タンパク質と結合しない候補化合物を除去する工程、 (d)前記目的タンパク質と候補化合物との複合体を回収する工程、 (e)前記複合体の質量分析を行い、前記複合体に含まれる目的タンパク質、及び各候補化合物のイオン化量を測定する工程、そして (f)工程(a)及び(e)の結果に基づいて前記複合体に含まれる各候補化合物量又はそれらの比率を計算する工程、 を含み、前記目的タンパク質と結合するリガンド化合物を同定することを特徴とするスクリーニング方法。
IPC (5件):
G01N33/50 ,  G01N27/62 ,  G01N33/15 ,  G01N33/53 ,  G01N33/566
FI (8件):
G01N33/50 Z ,  G01N27/62 D ,  G01N27/62 V ,  G01N27/62 X ,  G01N33/15 Z ,  G01N33/53 D ,  G01N33/566 ,  C12N15/00 A
Fターム (12件):
2G045DA30 ,  2G045DA36 ,  2G045DA60 ,  2G045FB06 ,  2G045JA01 ,  4B024AA11 ,  4B024CA04 ,  4B024DA05 ,  4B024DA11 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA11
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許出願公開第2003/0166007号明細書

前のページに戻る