特許
J-GLOBAL ID:200903013015609796

サスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-328433
公開番号(公開出願番号):特開平7-186667
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】前方路面情報に基づいて制御対象車輪を予見制御する場合に、ピッチ運動を抑制して乗心地を向上させる。【構成】前輪位置に設けたストロークセンサ27FL,27FR のストローク検出値SFL, SFRの微分値SVFL,SVFR と、前輪位置に設けた上下方向加速度センサ28FL,28FR の車体上下加速度検出値ZGFL,ZGFR の積分値ZVFL,ZVFR に基づいて路面推定値x0L′及びx0R′を算出し(ステップS1〜S4)、これと車速に応じた遅延時間τとに基づいて後輪予見制御力UpRL,UpRR を算出し(ステップS5〜S7)、一方、前後輪位置の相対変位に基づいてピッチ角θを算出し、これに基づいて負ばね制御モーメントに対応する補正制御力UARL,UARR を算出し、後輪予見制御力UpRL,UpRR と補正制御力UARL,UARR とに基づいて後輪側のアクチュエータを制御する。
請求項(抜粋):
少なくとも後輪と車体との間に配設され、制御信号によってそれら間のストロークを制御可能な制御力を発生するアクチュエータと、当該車輪より前方の路面情報を検出する前方路面情報検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記アクチュエータに前方路面情報検出手段の前方路面情報を前記車速検出手段の車速検出に応じて遅延させた値に基づいて演算される予見制御力を発生させる制御手段とを備えたサスペンション制御装置において、前後の車輪と車体との間の相対変位を検出する相対変位検出手段と、該相対変位検出手段の相対変位検出値に基づいてピッチ角を推定するピッチ角推定手段と、該ピッチ角推定手段のピッチ角推定値をもとに車体のピッチ運動に抗する負ばね制御モーメントを演算する負ばね制御モーメント演算手段と、該負ばね制御モーメント演算手段の演算結果に基づいて前記予見制御力を補正する補正手段とを備えたことを特徴とするサスペンション制御装置。

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