特許
J-GLOBAL ID:200903013021489832

油圧シリンダの戻り油回路装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-249373
公開番号(公開出願番号):特開平11-072101
出願日: 1997年08月28日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 建設機械等に装備されている油圧シリンダでは、そのピストンのヘッド側油室に対する受圧面積は、ロッド側油室に対する受圧面積に比べてピストンロッドの断面積だけ大きい。そのために油圧シリンダの縮小作動時には、前記ヘッド側油室からの戻り油がコントロールバルブを通過するときには、前記戻り油が絞られた状態となり、それによる圧力損失が大きく、しかも戻り油流過騒音が問題となる。本発明は、前記圧力損失を低減し、省エネ化と低流過騒音化を実施できる戻り油回路装置を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明では、油圧シリンダのヘッド側油室から作動油タンクに通じる主戻り管路に対し分岐戻り管路を分岐させて作動油タンクに連通し、前記分岐戻り管路の開通・遮断作動を前記主戻り管路の開通・遮断作動と連動させるようにした。そして前記連動を、前記油圧シリンダ制御用方向切換弁のメインスプール、又は別個に形成したスプールのストローク移動によって行なった。
請求項(抜粋):
油圧ポンプからの圧油を方向切換弁を介して油圧シリンダのヘッド側油室とロッド側油室に対し交互に給排することにより、前記油圧シリンダの伸縮作動を行うようにしている油圧回路において、前記ヘッド側油室から作動油タンクに通じる主戻り管路に対して分岐戻り管路を分岐せしめて前記作動油タンクに連通し、前記分岐戻り管路の開通・遮断作動を前記主戻り管路の開通・遮断作動と連動させたことを特徴とする油圧シリンダの戻り油回路装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭56-131806
  • 特開昭56-131806
  • 特開昭56-131806

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