特許
J-GLOBAL ID:200903013026334993

針筒を具えた安全注射器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-222110
公開番号(公開出願番号):特開2002-035127
出願日: 2000年07月24日
公開日(公表日): 2002年02月05日
要約:
【要約】【課題】 安全注射器の安全性を高めること。【解決手段】 本発明による安全注射器の針筒は、ハブとバレルを接触するが非結合の状態において注射器と共に殺菌できるようにし、このため、安全注射器に応力及び熱変形が発生して殺菌後の注射器のハブとバレルの安定し気密の連結に不利な影響を与えるのを防止し、針筒が強固に注射器のキャップ、ハブ及びバレルを共に保持するようにし、カニューレ及びハブを外界より隔離し及び注射器を注射に使用する前のカニューレに対する外的接触による汚染より保護し、キャップを押し下げるだけでハブを安全注射器のバレルに容易に保持できるようにし、針筒内壁に、キャップの後端が当接する二つのストッパを設け、キャップの望まぬ押し下げにより注射使用の前にハブがバレルと結合するのを防止した。
請求項(抜粋):
縮減された直径を有するネック部を具えたバレルと、該バレル内部にスライド可能に組み合わされたプランジャと、該バレルの前端に位置してカニューレを保持するハブと、内部に該ハブが緊密に固定されて該カニューレを被覆し保護するキャップとを具えた安全注射器において、該ハブと該バレルの該ネック部、及び該ハブと該キャップの連結部の周囲に設けられた針筒を具え、該針筒は中空筒状を呈し内部に内部空間を具え、該針筒の該内部空間の前部が縮減された直径を有し、該前部の内周壁が安全注射器の、カニューレを具えた前端へと適宜先細り状とされ、該針筒の内部空間の後部は、前部に較べて拡張された直径を具え、この後部の内周壁も安全注射器の前端に向けて適宜先細り状とされて、第1肩部が針筒の前部の内周壁と後部の内周壁の間に形成され、該針筒が該ハブと該キャップの周囲に該キャップの前端より置かれ、該針筒の内側の該第1肩部が該キャップの後端周囲に設けられた放射状の外向きに突出するフランジに当接し、該針筒の後部の内周壁が緊密に該バレルの直径が縮減されたネック部の外周壁に接触し、これにより該ハブが該ネック部に連結及び保持されることなく該ネック部の前端開口に近接する前方に配置され、該キャップが押し下げられる時、緊密に該キャップに固定された該ハブが後方のバレルのネック部へと移動し、該ネック部の内側の第2肩部により該ネック部に保持され、該キャップが前方に再び引っ張られて該キャップの後部フランジが該針筒の内側の第1肩部に当接する時、該針筒がキャップと共にハブより取り外されて該カニューレが露出されて注射に供されることを特徴とする、針筒を具えた安全注射器。
Fターム (7件):
4C066AA07 ,  4C066BB01 ,  4C066CC01 ,  4C066DD07 ,  4C066EE12 ,  4C066FF05 ,  4C066NN06

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