特許

J-GLOBAL ID：200903013026353432

難燃繊維複合体

発明者： 周 明▲徳▼ ,  辻 良太郎
出願人/特許権者： 株式会社カネカ
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-156981
公開番号（公開出願番号）：特開2004-360090
出願日： 2003年06月02日
公開日（公表日）： 2004年12月24日
要約：

【課題】可塑化温度と分解温度が近いため、これまで湿式紡糸のみ可能であったモダクリル合成繊維において、大量の有機溶剤を用いる湿式紡糸工程で生ずる環境負荷の低減、また、競争力向上のためランニングコストおよび設備投資の削減等の要求から、延伸性等の加工性および難燃性等の諸物性に優れたまま、溶融紡糸を可能せしめた難燃繊維複合体を提供すること。【解決手段】(メタ)アクリロニトリル系重合体を加工性改良剤として使用することで上記課題が解決される。

請求項（抜粋）：

ハロゲン原子を17〜86重量%含む重合体(a)100重量部と、加工性改良剤として(メタ)アクリロニトリル10〜90重量%およびこれと共重合可能なビニル系単量体から選ばれた少なくとも1種のビニル系単量体(b1)10〜90重量%よりなる(メタ)アクリロニトリル系重合体(b)1〜50重量部からなり、溶融紡糸によりえられる繊維(A)100重量部に対して、天然繊維および化学繊維よりなる群から選ばれた少なくとも1種の繊維(B)0〜600重量部を複合した難燃繊維複合体。

IPC (5件)：

D03D15/12 ,  C08L33/20 ,  C08L101/00 ,  C08L101/04 ,  D03D15/00

FI (5件)：

D03D15/12 Z ,  C08L33/20 ,  C08L101/00 ,  C08L101/04 ,  D03D15/00 E

Fターム (28件)：

4J002AB01X ,  4J002BC06W ,  4J002BD03W ,  4J002BD09W ,  4J002BD10W ,  4J002BD11W ,  4J002BG02X ,  4J002BG103 ,  4J002CF00X ,  4J002CL00X ,  4J002FA04W ,  4J002FA04X ,  4L035BB31 ,  4L035BB40 ,  4L035BB91 ,  4L035EE14 ,  4L035JJ15 ,  4L035LB02 ,  4L036MA04 ,  4L036MA35 ,  4L036PA01 ,  4L036PA03 ,  4L048AA16 ,  4L048AA17 ,  4L048AA53 ,  4L048AA56 ,  4L048AB01 ,  4L048AC14

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 塩化ビニリデン系繊維を製造する方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-076739   出願人：旭化成工業株式会社
• 難燃繊維複合体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-310872   出願人：鐘淵化学工業株式会社