特許
J-GLOBAL ID:200903013033610343

連続鋳造鋳片および連続鋳造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-115072
公開番号(公開出願番号):特開2000-301304
出願日: 1999年04月22日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 バルジングおよびバルジング量相当分を圧下する大圧下を行う連続鋳造法において、未凝固部を残存させた状態で凝固させることにより、板厚方向偏析部の急激な変化を防止し、曲げ特性値、絞り率の良好な厚鋼板を得る。【解決手段】 鋳片10にガイドロール対4を用いて5〜20mmのバルジングを発生させ、中心部固相率が0.1 〜0.8 までの間に少なくとも圧下ロール対6を用い、未凝固部圧下率が0.2 〜0.5 である未凝固部10a を残存させ、バルジング量の0.5 倍以上1.0 倍未満の圧下量の圧下を行う。これにより、鋳片厚さ方向の中心部を含む内部に高濃度偏析部d3 を有し、高濃度偏析部d3 が、その濃度ピーク値Cmax の1/3 以上の濃度C1 を有する領域d2 を、鋳片厚さ方向について厚さの1.5 〜25%の長さにわたり、有する連続鋳造鋳片12が製造される。
請求項(抜粋):
鋳片厚さ方向の中心部を含む内部に高濃度偏析部を有し、該高濃度偏析部は、その濃度ピーク値の1/3 以上の濃度を有する領域を、前記鋳片厚さ方向について鋳片厚さの1.5 〜25%の長さにわたり、有することを特徴とする連続鋳造鋳片。
IPC (3件):
B22D 11/128 350 ,  B22D 11/16 ,  B22D 11/20
FI (3件):
B22D 11/128 350 A ,  B22D 11/16 C ,  B22D 11/20 C
Fターム (2件):
4E004MC07 ,  4E004MC20

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