特許
J-GLOBAL ID:200903013036018615

V/F一定制御インバータにおける電流抑制装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-215654
公開番号(公開出願番号):特開平10-066384
出願日: 1996年08月15日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 高価な直流電流検出器(DCCTなど)を用いることなく、出力電流を許容電流値内に抑制し得るようにする。【解決手段】 電圧/周波数(V/F)が一定となるよう制御されるインバータ5に対し、その出力電圧指令および出力電流検出値の位相関係から出力電圧指令と同相の成分を有効電流成分、その90度遅れの成分を無効電流成分としてベクトル的に演算する座標変換器3A、有効,無効電流成分から出力電流の大きさを演算する一次電流演算器9、有効電流成分の極性判別器11、一次電流演算器9及び極性判別器11の各出力に基づき出力電流が許容値内に収まるよう電動機6の加減速時間を増減する加減速度演算器1等を設け、上記課題の解決を図る。
請求項(抜粋):
出力電圧(V)と出力周波数(F)との比が一定となるように電動機を制御するV/F一定制御インバータに対し、出力電圧指令と出力電流検出値の位相関係から、出力電流の出力電圧指令と同相の電流成分を有効電流成分とし、これより電気角で90度遅れの電流成分を無効電流成分としてベクトル的に分解して演算する第1の演算手段と、前記有効電流成分と無効電流成分とから出力電流の大きさを演算する第2の演算手段と、前記有効電流成分の極性判定手段と、前記出力電流の大きさおよび有効電流成分の極性にもとづき、出力電流が許容電流値以内に収まるよう電動機の加減速時間を増減する加減速度演算手段とを設け、この加減速度演算手段からの出力にもとづき電流を抑制することを特徴とするV/F一定制御インバータにおける電流抑制装置。
IPC (3件):
H02P 7/63 302 ,  H02P 7/63 ,  H02P 21/00
FI (4件):
H02P 7/63 302 G ,  H02P 7/63 302 H ,  H02P 7/63 302 K ,  H02P 5/408 A

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