特許
J-GLOBAL ID:200903013043297228

ターボ形機械の静翼の運動を拘束する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-515817
公開番号(公開出願番号):特表平11-513773
出願日: 1996年09月05日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】静翼(4)の円周方向の動きが第1の係止ピン(26)及び第2の係止ピン(19)によって拘束されるターボ形機械用の静翼組立体が提供される。第2の係止ピン(19)は、タービンシリンダを半径方向に貫通して延びて静翼の外側シュラウド(6)の下流側支持レール(13)に設けられた切欠き(32)に係合する。第1の係止ピン(26)は、シリンダの前側半径方向フランジ(8)に取り付けられていて、外側シュラウド(6)の上流側支持レール(12)に設けられた切欠き(30)に入り込む突起(42)を有している。第1の係止ピン(26)に設けられた大きめのスロット(40)により、シリンダへの第1の係止ピン(26)の円周方向固定位置を調節でき、それにより第1の係止ピンが静翼の運動を拘束するような仕方で組立て時において第1の係止ピン(26)に予荷重をかけてこれを外側シュラウドの切欠き(30)に押しつけることができるようにする。
請求項(抜粋):
ターボ形機械の静翼組立体であって、第1及び第2の端部を有するシュラウドが取り付けられた静翼幹部を有し、前記端部のうち一方は、前記端部の他方の上流側に位置し、ターボ形機械の作動流体の流れを包囲するための手段を有するシリンダと、静翼とシリンダとの間の相対的な運動を防止するための第1の係止手段を有し、第1の係止手段は、シリンダに係合する第1の手段及びシュラウドの第1の端部に係合する手段を有し、静翼とシリンダとの間の相対的運動を防止する第2の係止手段を有し、第2の係止手段は、シリンダに係合する第2の手段及びシュラウドの第2の端部に係合する手段を有し、シリンダに係合する第2の手段は、第2の係止手段がシリンダに係合する円周方向位置を調節する手段を有することを特徴とする静翼組立体。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭50-053708
  • 特開平4-234504

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