特許
J-GLOBAL ID:200903013048749780

触媒コンバータおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-242156
公開番号(公開出願番号):特開平11-062572
出願日: 1997年08月22日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 高温時にもケーシングの変形を有効に防止して触媒担体が確実に保持されるものとする。【解決手段】 上下の半割りケースを最中合わせしたケーシング11内に触媒担体15を収納し、触媒担体15の筒部とケーシングの筒部壁内周面との間にはシール部材20を配置するとともに、触媒担体の軸方向両端の角部は、キャップ21により緩衝部材25を介して軸方向の位置を規制する。キャップ21は、リング状の一部を切断してC形状とし、シール部材に所定の圧縮を与えるよう半割りケースを加圧した状態で栓溶接によりケーシング11に固定する。キャップがC形状のため、加圧時のキャップの変形が容易であるとともに栓溶接後はケーシングの高い形状保持性が得られるから、高温になってもケーシングの熱変形が阻止され、シール部材の飛散が防止される。
請求項(抜粋):
シール部材(20)を挟んで触媒担体(15)を収納する筒状のケーシング(11)を備えた触媒コンバータにおいて、ケーシング(11)内には、触媒担体(15)の端面角部と対向するフランジ部(23)とケーシング壁にそう筒部(22)とからなるL字形断面のキャップ21が、そのフランジ部と触媒担体の端面角部の間に緩衝部材(25)を介して設置され、前記キャップ(21)は自由状態においてリングの一部が切断されたC形状をなすとともに、設置状態において筒部(22)とケーシング(11)との栓溶接を介して前記C形状の端部(24、24)が互いに結合していることを特徴とする触媒コンバータ。
IPC (3件):
F01N 3/28 311 ,  F01N 3/28 ,  B01D 53/87
FI (4件):
F01N 3/28 311 J ,  F01N 3/28 311 S ,  F01N 3/28 311 U ,  B01D 53/36 B
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭57-165618

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