特許
J-GLOBAL ID:200903013053757979

内燃機関用バルブ無効化装置組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-063582
公開番号(公開出願番号):特開2001-271620
出願日: 2001年03月07日
公開日(公表日): 2001年10月05日
要約:
【要約】【課題】 バルブ無効化機能を追加しても油圧ラッシュアジャスタの外形寸法がそれほど大きくならないバルブ無効化装置組立体を提供する。【解決手段】 バルブ無効化装置組立体は、ロッカーアーム33が通常、カムシャフト25の回転に応答してピボット回転するピボット位置39を有するロッカーアーム33とロッカーアーム33用のピボット点として働く油圧ラッシュアジャスタ41を備えている。ラッチ止め機構は、通常モードでの動作ができるように係合部69をプランジャ部67にラッチ止めするか、あるいは無効化モードでの動作ができるように係合部69をラッチ止め解除するように動作することができる。
請求項(抜粋):
燃焼室(15)への流れおよび燃焼室(15)からの流れを制御するバルブ手段(17)と、前記燃焼室(15)内のイベントとタイミングを合わせて前記バルブ手段(17)を開閉する周期運動をもたらす駆動手段(25)と、前記周期運動に応答して前記バルブ手段(17)の周期的な開閉を行うように動作するバルブ歯車手段とを有する内燃機関用バルブ無効化装置組立体(43)であって、前記バルブ歯車手段が、前記バルブ手段(17)に係合するバルブ接触部(35)と、前記ロッカーアーム(33)が通常、前記駆動手段(25)の前記周期運動に応答してピボット回転するピボット位置(39)とを有するロッカーアーム(33)を備えており、前記バルブ無効化装置組立体(43)が、シリンダヘッド(11)のボア(45)内に配設されるようになっており、かつ前記ロッカーアーム(33)の前記ピボット位置(39)用のピボット点として働く油圧ラッシュアジャスタ(41)を備えているバルブ無効化装置組立体(43)において、前記ボア(45)内に配設された本体部材(49)と、前記本体部材(49)に動作可能に組合されており、前記本体部材(49)に対して往復運動することのできるプランジャ組立体(53)であって、プランジャ部(67)、および前記プランジャ部(67)を囲み前記ロッカーアーム(33)の前記ピボット位置(39)に係合する係合部(69)を備えているプランジャ組立体(53)と、通常モードでの動作時に、延ばされた位置で前記係合部(69)を前記プランジャ部に対してラッチ止めするように動作することができ、無効化モードでの動作時に前記係合部(69)を前記プランジャ部(67)に対してラッチ止め解除するように動作することができるラッチ止め機構(79から91)と、前記係合部(69)を前記延ばされた位置の方へ偏らせる手段(71)とを備えていることを特徴とするバルブ無効化装置組立体。

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