特許
J-GLOBAL ID:200903013069631673

振動ジャイロスコープ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 道人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-173165
公開番号(公開出願番号):特開平8-014915
出願日: 1994年07月04日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 精度良く、出力ドリフトの要因となるヌル波を除去でき、かつ安価に実現できる振動ジャイロスコープを提供すること。【構成】 ジャイロ振動素子1のフィードバック(以下、FBと呼ぶ)端子4から出力されFB信号Bは、温度ドリフトを発生する寄生波(ヌル波)のドリフト生成成分と相似の形状をしている。そこで、前記FB信号Bは増幅器8で適当に増幅されてヌル波成分のキャンセル波として合成回路10に入力する。一方、副方向の検出端子5から検出された検出信号Cは増幅器9で増幅されて合成回路10に入力する。合成回路10は、前記検出信号Cからヌル波のドリフト生成成分を除去する動作をする。合成回路10から出力される検出信号Dは、前記ヌル波のドリフト生成成分が除去された信号となっている。この信号は、平滑化回路12を経て、ドリフト成分のない出力となる。
請求項(抜粋):
ジャイロ振動素子を主方向に振動させている時に発生する、該主方向と直角方向の副方向の振動から角速度を検出する振動ジャイロスコープにおいて、前記ジャイロ振動素子から得られたフィードバック信号を正または負倍率に増幅した信号を生成する手段と、前記副方向の振動によって得られた検出信号と前記生成手段によって生成されたフィードバック信号と同期した信号とを合成する合成手段とを具備し、前記合成により、前記検出信号に含まれる寄生波(ヌル波)の同期検波後残留成分を除去するようにしたことを特徴とする振動ジャイロスコープ。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-156312
  • 特開平4-297874

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