特許
J-GLOBAL ID:200903013073876176

エレベータの制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-170552
公開番号(公開出願番号):特開平6-009164
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 エレベータの制御装置において、電源遮断時の直流母線間コンデンサの強制放電を確実に、かつ安価な方法で実現する。【構成】 電圧比較回路24による回生電流通電素子14の導通条件を、直流母線間コンデンサ5の電圧が充電用整流器17の出力電圧より所定値以上大きいときとするとともに、電圧比較回路24の電源をバックアップする電荷蓄積用コンデンサ26を設け、回生電流通電素子14には電圧駆動型の素子を使用することにより、回生電力処理回路と、直流母線間コンデンサ5の電荷の強制放電回路を共用化し、直流母線間コンデンサ5の電荷の強制放電用として専用に使用している電磁接触器を不要にする。
請求項(抜粋):
商用交流電源をコンバータによって整流した直流を、充電回路により予め充電された直流母線間コンデンサを介して平滑化し、その平滑された直流電圧をインバータにより可変電圧可変周波数の交流電圧に変換してエレベータ駆動用誘導電動機に供給制御するとともに、上記誘導電動機の回生運転時に生じる回生電力を、回生電流通電素子を導通させて回生電力消費抵抗によって消費させるエレベータの制御方法において、上記直流母線間コンデンサの電圧が上記充電回路の出力電圧より大きいときに上記回生電流通電素子を導通させ、上記回生電力消費抵抗と上記回生電流通電素子とによる回生電力処理回路を上記直流母線間コンデンサの蓄積電荷の強制放電用に共用することを特徴とするエレベータの制御方法。

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