特許
J-GLOBAL ID:200903013074973035

アルキルフェノール類の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 英一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-352470
公開番号(公開出願番号):特開平6-172240
出願日: 1992年12月11日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】クレゾール類およびキシレノール類を含むアルキルフェノール類を安価且つ大量に得ることができる新しい製造法を提供する。【構成】気流層熱分解プロセスで石炭を急速熱分解する際に、反応炉内の熱分解温度を750°C以下、好ましくは600〜650°Cに保ち、かつ熱分解生成物の反応炉内滞留時間を5秒以下にすることで、側鎖の多い低縮合度で芳香族性が高くない液状生成物を得て、これを蒸留、アルカリ水溶液による抽出等の操作を含む分離法によりアルキルフェノール類を分離、回収する。【効果】石炭を気流層熱分解プロセスで急速熱分解して得られ、大量かつ安価で従来の高温乾留タールに比べて、フェノール類をおよそ十数倍多く含む石炭タールを用いて、合成樹脂・合成洗剤ならびに農薬等の広範囲な用途に使用される重要な有機化学工業用原料としてのクレゾール類およびキシレノール類を含む、アルキルフェノール類が経済的な価格で製造できる。
請求項(抜粋):
石炭を急速熱分解して石炭タールを製造するに際し、反応炉内の熱分解温度を750°C以下に保ち、かつ熱分解生成物の反応炉内滞留時間を10秒以下とすることにより液状生成物を得て、これを蒸留及びアルカリ水溶液による抽出操作を含む分離法によりアルキルフェノール類を分離、回収することを特徴とするアルキルフェノール類の製造法。
IPC (7件):
C07C 39/07 ,  C07C 37/72 ,  C07C 37/74 ,  C10C 1/08 ,  C10C 1/20 ,  C10G 1/00 ,  C10G 1/02

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