特許
J-GLOBAL ID:200903013080473664

建築用化粧板材の取付金具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-081070
公開番号(公開出願番号):特開平10-280663
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 化粧板材への固定が簡単な作業で容易且つ正確に行われ、しかも接着剤が完全に硬化しなくとも建築構造物に対する取付作業が行える取付金具を得る。【解決手段】 建築構造物5に化粧板材50を取り付けるために該化粧板材の背面51に設けられたフック溝56に係止されるフック部13と、建築構造物に取り付け固定されるべく延設された板状部18と、舌状片16とを有するステンレス鋼板製の取付金具10であり、舌状片は、フック部がフック溝に嵌合した後にフック溝内へ折り曲げられ、フック部と反対方向へ突っ張るようにフック溝の内壁面57Aに当接される。フック部13には、噛込み爪15が形成されている。
請求項(抜粋):
建築構造物(5)に化粧板材(50)を取り付けるために該化粧板材の背面(51)に設けられた取付部(55)に係止される係合部(12,22)と、上記建築構造物に取り付け固定されるべく延設された板状部(18,28)とを有する取付金具(10,20)にして、上記化粧板材の取付部が、上記背面に長手横方向に沿って延在するフック溝(56)により構成され、該フック溝が、上記背面に該板材の厚さ方向へ窪んで開口した入口溝部(57)と、該入口溝部との間に係合顎部(59)となる角部を形成するように入口溝部に対して略直交する方向へ屈曲されて該入口溝部から連続する係止溝部(58)とからなり、上記取付金具の係合部が、上記フック溝の入口溝部から挿入されて係止溝部へ差し込こまれるように、且つ上記フック溝の係合顎部に嵌合されるように屈曲成形されたフック部(13,23)と、その嵌合後に上記係合顎部とは反対側の入口溝部の溝壁面(57A)に沿って折り曲げられる舌状片(16,26)とから構成されていることを特徴とする建築用化粧板材の取付金具。

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