特許
J-GLOBAL ID:200903013084950858

薬物注入装置用急速接続継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-515526
公開番号(公開出願番号):特表平9-507779
出願日: 1995年10月12日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】急速接続継手は、薬物注入装置への使用のために提供され、患者に対する薬物注入ポンプの一時的な切り離し及びその後の再接続を皮下注入用カニューレを抜くことなく可能にする。継手は、ある長さの注入管に整列され、内部に引っ込んで設けられた針を有し、セルフシール隔壁を有する雄型構成要素と滑り嵌めにより接続するようになっている雌型構成要素とを含む。雄型構成要素の半径方向のタブは、雌型構成要素に形成された長手方向の開放溝の中に自由に滑動し、そこで雄型構成要素は回転することができるので、タブを、干渉嵌めによってアンダーカットカムを経由して雌型構成要素に形成された半径方向に開口した口と整合するまで変位させる。接続すると、長手方向の分離に抗して効果的にロックされる。しかしながら、雄型及び雌型構成要素は、安全かつ簡単に分離すことができ、かつ長手方向の実質的な力を作用させずに雄型構成要素を回転することによりタブを雌型構成要素の長手方向開放溝に整合するまで変位させる。
請求項(抜粋):
端部が開放し、概略的に円筒状の係合部を有する雌型構成要素と、 上記雌型構成要素の上記円筒状係合部の中に滑り嵌めで受け入れられるための突出部を有する雄型構成要素とを包含し、 上記構成要素は、上記突出部に、上記雌型構成要素の上記円筒状係合部内に形成された長手方向の入口溝の中にほぼ自由に滑り嵌めで受け入れられるための大きさ及び形状を有する半径方向に突設したタブを有し、 上記構成要素はさらに、上記係合部内に受け入れられた上記突出部とともに回転可能であり、上記タブを実質的に干渉嵌めによって上記係合部内に形成されたアンダーカットカムを経由して変位させて上記係合部内に形成された半径方向の開口ロック口に整合させ、それによって上記雄型及び雌型構成要素を長手方向の分離に対し効果的にロックすることを特徴とする薬物注入装置用急速接続継手。

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