特許
J-GLOBAL ID:200903013085070673
センサのシール構造
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-092637
公開番号(公開出願番号):特開平11-271254
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 熱サイクル付与によるシール部材の飛び出しやゆるみ等を生じにくく、良好なシール性を確保することができるセンサのシール構造を提供する。【解決手段】 ケーシング1の開口部を封止するシール部材6は、その上部スリーブ1aの軸線方向において互いに隣接する2部分、すなわち上部スリーブ1aの開口部1e側に位置するフッ素系ゴム製の第一部分11と、それよりも内方側に位置するシリコン系ゴム製の第二部分12とから構成される。第一部分11と第二部分12との間には、第二部分12側に形成された隙間形成凸部16により所定量の変形吸収隙間Sが形成される。シール構造50に加熱・冷却のサイクルが加わると、第一部分11と第二部分12との膨張差等に基づき第二部分12が軸線方向に変形し、第一部分11がケーシング1の外へ押し出されることがある。そこで、上記のような変形吸収空間Sを設けておけば、第二部分12の変形が該空間Sによって吸収されるので、上記のような不具合を解消することができる。
請求項(抜粋):
少なくとも一端に開口部が形成された筒状のケーシングの内側に検出素子が配置され、その検出素子からの出力を取り出すリード線が、前記開口部から外側に延出するとともに、前記ケーシングの該開口部が形成されている端部内側に、前記リード線と前記ケーシング内面との間をシールするゴム、樹脂等の高分子弾性材料で構成されたシール部材が配置され、そのシール部材は、前記ケーシングの軸線方向において2以上の複数部分に分割して構成されるとともに、それら複数部分のうちの、互い隣接する少なくともある2つの部分が、前記ケーシングの開口部に近い側のものを第一部分、同じく遠い側のものを第二部分として、それらが互いに異なる高分子弾性材料で構成されており、かつ前記第二部分の軸線方向における少なくとも一方の端面側に隣接して、もしくはその第二部分の内部に、当該第二部分の軸線方向における変形を吸収する変形吸収空間が形成されていることを特徴とするセンサのシール構造。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N 27/12 B
, G01N 27/58 B
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