特許
J-GLOBAL ID:200903013088281683

焼入れ硬化層の深さ評価方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250619
公開番号(公開出願番号):特開平11-094809
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 境界反射波の位置を1点で表示し、これらを重ね合わせた合成画像から硬化層深さの変動を直視的に把握する。また、計測した時間の頻度を集計したヒストグラムから、更に正確に硬化層深さの評価を行う。【解決手段】 超音波探触子1を超音波送受信部4で駆動し、硬化層と母材層の境界付近の反射波を受信する。受信した境界反射波までの時間とピーク値を時間計測部6及びピーク検出部7でそれぞれ測定する。映像表示部12に測定した時間に対応する深さ方向の位置に1点で表示し、これらの点を重ね合わせて合成画像を形成する。また、測定した時間を集計して、所定の時間帯毎の頻度をヒストグラムで表示し、そのピーク位置の時間帯値を持って硬化層の深さを評価する。
請求項(抜粋):
母材の表層部に形成した焼入れ硬化層の深さを前記硬化層と母材層の境界付近の超音波反射波を利用して評価する焼入れ硬化層の深さ評価方法において、表面から深さ方向に超音波を送受信する超音波探触子を硬化層表面上で平面的に走査し、前記走査における各超音波の送受信毎に得られる反射波の受信強度及び受信時間情報を一軸が探触子位置、他の一軸が時間で示す合成画像として表示し、かつ、前記走査平面の任意方向に透視し、前記反射波の受信強度及び受信時間情報を重ね合わせた合成画像として表示することを特徴とする焼入れ硬化層の深さ評価方法。
IPC (2件):
G01N 29/22 502 ,  G01N 21/00
FI (2件):
G01N 29/22 502 ,  G01N 21/00 A

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