特許
J-GLOBAL ID:200903013092385515

冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-128716
公開番号(公開出願番号):特開平6-341720
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 冷凍機が長期の間休止されているような場合での起動時におけるフォーミングの発生の抑制及び油ポンプの能力の向上を図る。【構成】 空調機が長期の間休止されている状態での起動時には、先ず、通常のソフト起動を行わせる。そして、このソフト起動終了後、5分20秒間は上限周波数設定手段15a により圧縮機1 の上限周波数を60Hzに規制して圧縮機1 内でのフォーミングの発生を抑制する。そして、このソフト起動終了後の5分以内に低圧圧力が1.5kg/cm2 よりも低くなると低圧上昇手段15b によりホットガスバイパス弁21を開放してホットガスを吸入側へバイパスさせて低圧の低下を抑制して油ポンプの性能低下を防止する。
請求項(抜粋):
冷媒回路(14)に圧縮機(1) が介設されていると共に、該圧縮機(1) の吐出側と吸入側とを接続するバイパス路(11d) が備えられていて、該バイパス路(11d) には開閉自在な開閉弁(21)が介設されている一方、圧縮機(1) の運転周波数を調整する周波数調整手段(2a)が備えられ、上記圧縮機(1) の起動時には、上記周波数調整手段(2a)により、起動後の所定時間だけ圧縮機(1) の運転周波数を低い値の第1起動周波数に固定させるようにした冷凍装置において、圧縮機(1) の吸入側の圧力を検出する低圧検知手段(P2)と、圧縮機(1) の運転停止時間を認識する停止時間認識手段(15c) と、上記停止時間認識手段(15c) の出力を受け、圧縮機(1) の運転停止時間が所定の長時間以上であるとき、圧縮機(1) の運転周波数が第1起動周波数に固定される上記所定時間終了後に、更に所定時間だけ圧縮機(1) の運転周波数の上限周波数を第2起動周波数に設定して、その上限周波数設定信号を上記周波数調整手段(2a)に送信し、この所定時間の間だけ圧縮機(1) の運転周波数を第2起動周波以下に規制する上限周波数設定手段(15a) と、上記低圧検知手段(P2)の出力信号を受け、圧縮機(1) の運転周波数の上限周波数が第2起動周波数設定されている所定時間内において圧縮機(1) の吸入側圧力が所定値以下になったとき、上記開閉弁(21)を開放して圧縮機(1) の吐出ガス冷媒をバイパス路(11d) を経て吸入側へ供給して吸入側の圧力を上昇させる低圧上昇手段(15b) とが備えられていることを特徴とする冷凍装置。
IPC (3件):
F25B 1/00 341 ,  F25B 1/00 351 ,  F24F 11/02 102

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