特許
J-GLOBAL ID:200903013095887988

エンジン制御システムにおける圧力センサの異常検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-052741
公開番号(公開出願番号):特開平8-246916
出願日: 1995年03月13日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 吸気管圧力と大気圧とを検出する圧力センサに対し、その圧力検出機能に対応した的確な診断を行って誤診断を防止する。【構成】 FPS=1で吸気管圧力計測中の状態で、TH≦VD、且つ、NE≧NESET(略スロットル全閉でエンジン回転数が設定値以上)のコースティング状態の場合、圧力センサの出力電圧Pを設定値VSと比較し、P≦VSであれば正常と判定し、P>VSの場合に異常と判定する。また、FATL=1で大気圧計測中の状態では、圧力センサの出力電圧Pを、それぞれ設定値VA,VC(VA<VS<VC)と比較し、P≧VA、且つ、P≦VCの場合、正常と判定し、P<VAあるいはP>VCの場合、異常と判定する。これにより、圧力検出機能に対応した的確な診断として誤診断を防止し、信頼性を向上することができる。
請求項(抜粋):
圧力センサに接続した切換弁を設定時間毎に切り換えて上記圧力センサをスロットルバルブ下流側と大気側とに選択的に連通させることにより、吸気管圧力と大気圧とをそれぞれ検出フラグをセットして交互に計測し、吸気管圧力の検出フラグがセットされた状態で、上記スロットルバルブの開度を検出するスロットルセンサの出力値が設定開度に相当する値以下、且つ、エンジン回転数が設定回転数以上であり、上記圧力センサの出力値が設定圧力に相当する値以上の場合、上記圧力センサからの信号が異常であると判定し、大気圧の検出フラグがセットされた状態で、上記圧力センサの出力値が上記設定圧力に相当する値を含む設定範囲から逸脱している場合、上記圧力センサからの信号が異常であると判定することを特徴とするエンジン制御システムにおける圧力センサの異常検出方法。
IPC (3件):
F02D 35/00 ,  F02D 45/00 358 ,  F02D 45/00 368
FI (3件):
F02D 35/00 ,  F02D 45/00 358 L ,  F02D 45/00 368 S

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