特許
J-GLOBAL ID:200903013099187930

符号分割多元アクセスシステムにおける情報信号の拡散及び逆拡散方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-550888
公開番号(公開出願番号):特表2003-519953
出願日: 2000年12月15日
公開日(公表日): 2003年06月24日
要約:
【要約】CDMA受信機における逆拡散及び復調プロセッサ内のフレーム長チップバッファの必要性を取り除く、符号分割多元アクセス(CDMA)拡散及び逆拡散技術である。本発明によれば、可変データスループットレートを提供するため、CDMAフレームの連続は可変拡散係数及び固定拡散系列チップレートを用いて送信され、各送信フレームは従って可変数のデータシンボル及び可変数のレート表示シンボルを含む。送信の間、高位のデータレートフレームに対して用いられるチャネライゼーション拡散系列は、低位のデータレートフレームに対して用いられるチャネライゼーション拡散系列のサブセットであることが保証される。従って、本発明によるCDMA逆拡散プロセッサは入来データシンボルをそれらがCDMA受信機に到来したものとして逆拡散可能であり、得られたシンボルを、逆拡散処理とは無関係に存在していなければならないメモリ(例えば、デインタリーバ内又は誤り検出及び訂正復号化器内部のメモリ)へ格納する。例えば、入来チップを最小許容拡散係数を用いて逆拡散可能であり、入来フレーム内に含まれるレート情報を受信すると、逆拡散が完了したか否かに関する判定を行うことができる。そのフレームが最小許容拡散係数を用いて拡散されたものであると判定された場合、格納されたデータシンボルは最終的な逆拡散データシンボルとして認められ、さらなる受信処理が直接的に継続する。さもなくば、最終的な逆拡散データシンボルを生成するため、格納データシンボルは仮シンボルとして取り扱われ、高速及び低速拡散係数間の保証された関係を用いて結合される。従って、有利なことに、本発明によるCDMA受信機はフレーム長逆拡散チップバッファを必要とすることなく成功裏に処理することができる。
請求項(抜粋):
各々がソースデータシンボル列を含み、かつ識別可能な受取人へ宛てられるソースデータフレームの連続を送信するための符号分割多元アクセス送信機であって、 1つ以上のスペクトラム拡散受信機へ送信するためのスペクトラム拡散信号を提供するため、ソースデータフレーム中の各ソースデータシンボルを、複数の予め定められた拡散系列の任意の1つを用いて拡散するように構成される拡散及び変調プロセッサを有し、 各拡散系列が複数のあり得る拡散係数の1つを提供し、 各送信データフレームに、当該送信フレームの拡散で用いられた拡散係数を示すためのレート情報が含まれ、 ある特定の受取人に対するデータフレームの拡散に用いられる、最初の、高位拡散係数が、その特定の受取人に対するデータフレームの拡散に用いられる、2番目の、低位拡散係数の複数の複製の算術結合となることが保証されていることを特徴とする送信機。
IPC (3件):
H04B 1/707 ,  H04J 13/04 ,  H04Q 7/38
FI (3件):
H04J 13/00 D ,  H04J 13/00 G ,  H04B 7/26 109 N
Fターム (10件):
5K022EE01 ,  5K022EE21 ,  5K022EE31 ,  5K067AA41 ,  5K067CC10 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067GG01 ,  5K067GG11 ,  5K067HH21
引用特許:
審査官引用 (1件)

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