特許
J-GLOBAL ID:200903013112915770

内燃機関の燃料供給量補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-024253
公開番号(公開出願番号):特開平7-233749
出願日: 1994年02月22日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 吸気量の変化時に適切な燃料供給量及びその供給を可能とする。【構成】 t0で吸気量の急増があった際にt1で#3気筒については既に主燃料の同期噴射は終了しているため非同期噴射J1が実行され燃料が追加される。その後、直ちに#4気筒については主噴射のために電磁式燃料噴射弁に通電中であるので主噴射終了時刻をK1で示すごとく後に伸ばして噴射燃料の不足分を補う。#2,#1気筒についても同様に非同期噴射J2と主燃料噴射量補正K2が実施される。このように吸気量の変化時に燃料補正の必要な気筒の識別信号により当該気筒には適切な燃料を演算し主燃料噴射量の値自体を補正したり主燃料噴射終了時刻を伸ばしたり中断したりして燃料供給を吸気量の急変に適合させる。また主燃料噴射終了後である場合には非同期補正噴射を実行する。従って広い範囲で吸気量の急変に対応させることを可能とし過渡時の内燃機関の制御性向上を達成している。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転状態に応じて主燃料供給量を設定し、所定クランク位置に同期して吸入空気中に上記主燃料供給量の燃料を供給する燃料供給制御を実行している内燃機関の燃料供給量補正装置であって、内燃機関に吸入される空気量を求める吸入空気量検出手段と、該吸入空気量検出手段の検出値に基づき、上記燃料供給制御にて設定された主燃料供給量演算の基となった吸入空気量からの吸入空気増減量を求める吸入空気増減検出手段と、各気筒について、現在時点が上記燃料供給制御による主燃料供給終了後から吸入行程終了の所定時間前までの間に設けられた補正燃料供給期間にあるか否かを判定する補正燃料供給期間判定手段と、各気筒について、現在時点が上記燃料供給制御による主燃料供給量の設定後から該設定に基づく主燃料供給終了前までの間に設けられた主燃料供給量補正期間にあるか否かを判定する主燃料供給量補正期間判定手段と、上記補正燃料供給期間判定手段により補正燃料供給期間にあると判定され、更に吸入空気増減検出手段により吸入空気量の増加であるとされた場合に、該増加に応じた補正燃料供給量を吸入空気中に供給する随時燃料供給手段と、上記主燃料供給量補正期間判定手段により主燃料供給量補正期間にあると判定され、更に吸入空気増減検出手段により吸入空気量の増加あるいは減少であるとされた場合に、該増減に応じて上記燃料供給制御により設定された主燃料供給量を補正する主燃料供給量補正手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の燃料供給量補正装置。
IPC (6件):
F02D 41/10 335 ,  F02D 41/10 330 ,  F02D 41/36 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02P 5/15

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