特許
J-GLOBAL ID:200903013114259900

送風ダクトをもつ中空二重壁構造体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-034263
公開番号(公開出願番号):特開平6-226820
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 仕切り壁の剛性等の仕切りとしての機能が優れており、送風時に送風音を発生することがない送風ダクトをもつ中空二重壁構造体を製造する。【構成】 型開きした分割形式の金型2,3間に、溶融したパリスン5を配置したのち型閉じを行って挟持するとともに、各スライド板4を突出させることによりパリスン5の他方の壁6Bを突出変形させて各突出部5Aを形成し、その先端を一方の壁6Aとなる部分にそれぞれ溶着させる。ついで、スライド板4を引込め、パリスン5内へ加圧流体を導入して、中空二重壁構造体の一方の壁6A、他方の壁6B、両者の全周面を閉塞する端壁6Cおよび送風ダクト9を形成するための仕切り壁7,8をブロー成形する。このとき突出部5Aは、圧縮されて一体化し、他の壁に比較して厚肉の板状の仕切り壁7,8が形成される。
請求項(抜粋):
間隔をおいて互に対向する一対の壁を備え、前記壁の周面が端壁により閉塞されているとともに、その内部に一体成形された板状の仕切り壁によって形成された送風ダクトをもつ熱可塑性樹脂材料製の中空二重壁構造体の製造方法であって、前記一対の壁および端壁の外面を規制する金型キャビティをもつ分割形式の金型を型開きして該金型間に溶融したパリスンを配置したのち、型閉じして前記パリスンを挟持するとともに、前記パリスンの少なくとも一方の壁となる部分を突出変形させて突出部を形成してその先端を前記パリスンの対向する壁となる部分に当接させて溶着し、ついで、前記パリスン内に加圧流体を導入して、前記突出部分を前記加圧流体の圧力により圧縮し一体化させて前記仕切り壁を形成するとともに、前記金型キャビティの形状に沿ってブロー成形することを特徴とする送風ダクトをもつ中空二重壁構造体の製造方法。
IPC (5件):
B29C 49/18 ,  B29C 49/30 ,  B29C 49/48 ,  H05K 7/20 ,  B29L 24:00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-163996
  • 特開昭58-206461

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