特許
J-GLOBAL ID:200903013115350153

2方向差動クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-167836
公開番号(公開出願番号):特開2001-349348
出願日: 2000年06月05日
公開日(公表日): 2001年12月21日
要約:
【要約】【課題】 信頼性の高い2方向差動クラッチを提供することである。【解決手段】 回転軸4とインプットギヤ5との間に径の異なる保持器11、12を組込み、大径側保持器11をインプットギヤ5に固定する。大径側保持器11と小径側保持器12のそれぞれに形成されたポケット16、17にスプラグ18を組込む。小径側保持器12の端部にフランジ22とリング溝23とを設け、上記フランジ22の一側に配置した摩擦板24をリング溝23に取付けた弾性部材でフランジ22に押し付ける。摩擦板24を押圧する前記弾性部材を皿ばね25として、回転速度の変化や回転方向の切り換わりによって弾性部材が装着位置から外れるのを防止し、2方向差動クラッチの信頼性を向上させる。
請求項(抜粋):
回転軸上にインプットギヤと、アウトプットギヤとを設け、前記回転軸の外周とインプットギヤの内周間に径の異なる二つの保持器を組込み、小径側保持器のインプットギヤの側面から外方に突出する端部外周にフランジを設け、このフランジの一側に静止部材との間で回り止めされた摩擦板と、この摩擦板をフランジに押し付ける弾性部材とを設け、前記摩擦板によって回転抵抗が付与された小径側保持器とインプットギヤと共に回転する大径側保持器の相対的な回転により、両保持器のポケットに跨がって組込まれたスプラグを、その両端が回転軸の外周面とインプットギヤの内周面に接触するまで傾動させるようにした2方向差動クラッチにおいて、前記弾性部材が、小径側端部の周方向に複数のスリットが形成された皿ばねから成ることを特徴とする2方向差動クラッチ。
IPC (2件):
F16D 41/08 ,  F16D 41/07
FI (2件):
F16D 41/08 A ,  F16D 41/07 D

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