特許
J-GLOBAL ID:200903013128544909

車両の前輪操舵角検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-173314
公開番号(公開出願番号):特開平6-018256
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】 エンジン始動直後から振動的になることなく、車両の前輪操舵角を安定的に検出可能にすること。【構成】 エンコーダ型前輪操舵角センサの検出信号による操舵角θs及びポテンショ型前輪操舵角センサの検出信号による操舵角θaを同時に読み込み(ステッフ ゚6010 )、始動直後に1回だけ、オフセットθN =θs-θaを求める(ステッフ ゚6020〜6030 )。走行中に行われる中立位置推定演算の終了前は、このオフセットθNそのままを中立位置として最終操舵角θ=θs-θN を算出する(テッフ ゚6130 )。推定演算終了後は、このオフセットθN を推定した中立位置θD*にて補正して用いる(ステッフ ゚6140 )。最終操舵角θは、操舵角θsとの関係で検出されるから、ノイズの影響は生じない。従って、エンジン始動直後から小回りの効いた4輪操舵を可能とし、しかもその制御が振動的になることがない。
請求項(抜粋):
前輪の操舵角が単位角度変化する毎にデジタル信号を出力するデジタル型操舵角検出手段と、該デジタル型操舵角検出手段のデジタル信号を計数することで前輪の相対的な操舵角を算出する相対操舵角算出手段と、前記相対的な操舵角に対する中立位置を推定する中立位置推定手段と、該推定された中立位置に基づいて、前記相対的な操舵角を絶対的な操舵角に換算する絶対操舵角換算手段とを備えた車両の前輪操舵角検出装置において、前記中立位置推定手段として、前輪の絶対的な操舵角に応じたアナログ信号を出力するアナログ型操舵角検出手段と、前輪操舵角検出装置の始動時に、該アナログ型操舵角検出手段の出力するアナログ信号から定まる絶対的な操舵角と前記相対操舵角算出手段の算出した相対的な操舵角とのオフセットに基づいて前記中立位置を推定する始動時推定手段とを備えることを特徴とする車両の前輪操舵角検出装置。
IPC (7件):
G01B 21/22 ,  B62D 6/00 ,  B62D101:00 ,  B62D105:00 ,  B62D109:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-218909
  • 特開平4-242111

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