特許
J-GLOBAL ID:200903013136639951

無機層状多孔体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-332581
公開番号(公開出願番号):特開平5-139720
出願日: 1991年11月21日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 膨潤性粘土鉱物の層間にピラーとして導入される多核金属カチオンの大きさを制御することにより、層間距離を可変にして無機層状多孔体の細孔径を連続的にきめ細かくしかも簡単に制御する。【構成】 ジルコニウムのイオンを含む水溶液に塩酸を加える。得られた水溶液を室温からこの水溶液の沸点までの間の温度で加熱してジルコニウム多核カチオンを生成する。このジルコニウム多核カチオンが生成された水溶液と膨潤性粘土鉱物とを混合して、この粘土鉱物の層間にイオン交換によりジルコニウム多核カチオンを導入する。得られた混合液から膨潤性粘土鉱物を分離して乾燥する。ジルコニウム多核カチオンの大きさがジルコニウムのイオン濃度、共存する塩酸濃度、加熱温度、加熱時間を制御することにより容易に変えられ、層間距離が変化する。
請求項(抜粋):
ジルコニウムのイオンを含む水溶液に塩酸を加える工程と、この塩酸を加えた水溶液を室温からこの水溶液の沸点までの間の温度で加熱してジルコニウム多核カチオンを生成する工程と、このジルコニウム多核カチオンが生成された水溶液と膨潤性粘土鉱物とを混合してこの粘土鉱物の層間にイオン交換によりジルコニウム多核カチオンを導入する工程と、前記混合液から前記粘土鉱物を分離して乾燥する工程とを含む無機層状多孔体の製造方法。
IPC (4件):
C01B 33/26 ,  B01J 20/12 ,  B01J 21/16 ,  B01J 29/02

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