特許
J-GLOBAL ID:200903013149738630
熱型赤外線カメラ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 朗 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-247952
公開番号(公開出願番号):特開平6-102091
出願日: 1992年09月17日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 熱型赤外線カメラに関し、熱型赤外線センサの各画素間の熱的なクロストークを抑制して撮像画像のぼけをなくし、撮像対象物の解像度を向上させることを目的とする。【構成】 熱型赤外線センサ53a が画素としてマトリクス状に配置された光電変換部53を筐体内に備え、レンズ52で集光した赤外線の照射により各センサ53a からの信号を映像化回路によって映像化する熱型赤外線カメラにおいて、撮像対象物Xより低温の低温基準熱源30を、筐体内のセンサ53を見通す位置、或いはミラー22で反射して光電変換部53に赤外線が到達する位置に設け、この熱源30からはスリット板35により各画素の境界部に対応するスリット状の赤外線が放射されるようにし、撮像前に各画素の境界部のみに低温基準熱源30からの赤外線が照射されるよう構成する。この結果、各画素間のクロストークが無くなり、撮像対象物Xの解像度を向上する。
請求項(抜粋):
入射された赤外線の量に応じて電気信号を出力する熱型赤外線センサ(53a) がマトリクス状に配置された光電変換部(53)を筐体(11)内に備え、撮像対象物(X) から放射される赤外線をレンズ(52)によって集光してこの光電変換部(53)上に照射し、この光電変換部(53)の各熱型赤外線センサ(53a) からの信号を映像化回路(55)によって映像化する熱型赤外線カメラにおいて、前記撮像対象物(X) の温度より低い低温基準熱源(30)を、前記筐体(11)内の前記光電変換部(53)を見通す位置に設け、前記光電変換部(53)の各赤外線センサ(53a) の境界部のみに前記低温基準熱源(30)からの赤外線が照射されるようにスリット(34)が設けられたスリット部材(35)を、低温基準熱源(30)と前記光電変換部(53)との間に設けたことを特徴とする熱型赤外線カメラ。
IPC (3件):
G01J 1/04
, G01J 1/02
, H04N 5/33
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