特許
J-GLOBAL ID:200903013150334039
画像符号化装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-278627
公開番号(公開出願番号):特開平9-121353
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 画像を複数のパッチに分割し、パッチごとにアフィン変換または共1次変換に基づくテキスチャマッピングを行う動き補償を実行する画像符号化装置または画像復号化装置に関し、変換関数の演算を簡略化する方法を提供する。【解決手段】 パッチが特定の形状である時には演算方法を工夫することにより、大部分の画素に関しては403および407における2回ずつの整数加算と整数除算のみによって変換関数の計算ができる。【効果】 変換関数にアフィン変換を採用してパッチが直角3角形である場合、または共1次変換を採用してパッチが長方形である場合のテキスチャマッピングの処理を簡略化することができる。
請求項(抜粋):
画像を複数の3角形のパッチに分割し、パッチごとにアフィン変換に基づくテキスチャマッピングを行う動き補償を実行する手段と、参照画像において画素の存在しない点の輝度値を内挿により求めることによって画素の密度を水平、垂直方向にそれぞれmx、my倍(mx、myは正の整数)とした高精細参照画像HRを合成する手段と、上記高精細参照画像HRのすべてまたは一部を格納するメモリと、整数を格納するメモリMFXとMGXを具備し、符号化処理を行っている画像Iにおける水平、垂直方向の画素のサンプリング間隔をそれぞれmx、myとして、上記I内に幅w×mx、高さh×myの直角3角形であるパッチSが存在し(wとhは正の整数)、かつ上記画像I内の画素Xに関して上記高精細参照画像HR内での対応点X'の座標を求める処理を行った後に、上記画素Xと水平方向に隣接し、かつ上記パッチSに含まれる画素XNに関して同様に上記高精細参照画像HR内の対応点XN'の座標を求める処理を行う際に、MFXに記録された値に整数dpdxを加えて得られた値をMFXに記録する処理と、MFXに記録された値をwで割って(このとき小数成分は切り捨てられる)整数値cxを得る処理と、MGXに記録された値に整数dqdxを加えて得られた値をMGXに記録する処理と、MGXに記録された値をhで割って(このとき小数成分は切り捨てられる)整数値cyを得る処理とを行い、かつ(cx, cy)が上記高精細参照画像HRの水平、垂直方向の画素のサンプリング間隔を共に1としたときの上記対応点XN'の座標を表す情報であり、かつ上記高精細参照画像HR内の上記対応点XN'に位置する画素の輝度値が上記画素XNの輝度の予測値であり、かつパッチS内の画素に関して上記処理を行っている間は上記dpdxおよびdqdxの値が変化しないことを特徴とする画像符号化装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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