特許
J-GLOBAL ID:200903013150993032
車両用空調装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-189228
公開番号(公開出願番号):特開2000-016053
出願日: 1998年07月03日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 1つの送風機で車両左側と右側を独立空調する空調装置では、マックスクール時左右ともに大風量になり、一方に風量を低減する要求(偏日射の日陰側等)があっても実現できず、乗員の快適性が損なわれていた。【解決手段】 マックスクール時やクールダウン時、ヒータコア13に温水供給するウォーターバルブが閉じられた状態で、偏日射で右側が日陰になった場合、制御装置が左右の日射センサの信号から偏日射を検出する。すると、制御装置は、日陰側である右側A/Mフィルタ34の位置制御を行い、右側上下冷風バイパス31、32を右側A/Mフィルタ34で閉じるとともに、右側A/Mフィルタ34の右側上開口39をヒータコア13に合わせる。これにより、右側空気通路12内を流れる空気はヒータコア13通過の圧力損失を受け、結果的にマックスクール時やクールダウン時に日陰側の吹出風量が抑えられる。
請求項(抜粋):
車両の室内を第1空調ゾーンと第2空調ゾーンとに分け、前記第1空調ゾーンと前記第2空調ゾーンとを独立して温度調節可能な車両用空調装置であって、通過する空気を加熱する加熱用熱交換器を配置するとともに、この加熱用熱交換器を迂回する第1冷風バイパスを備え、前記第1空調ゾーンへ向けて空気を吹き出す第1空気通路と、前記加熱用熱交換器を配置するとともに、前記加熱用熱交換器を迂回する第2冷風バイパスを備え、前記第2空調ゾーンへ向けて空気を吹き出す第2空気通路と、前記第1空気通路および前記第2空気通路を介して、室内へ向かう空気流を生じさせる1つの送風機と、空気が通過可能な第1開口を有し、この第1開口を変位させることにより前記加熱用熱交換器と前記第1冷風バイパスとの開口比を可変させる第1エアミックスフィルムドアと、空気が通過可能な第2開口を有し、この第2開口を変位させることにより前記加熱用熱交換器と前記第2冷風バイパスとの開口比を可変させる第2エアミックスフィルムドアと、前記第1、第2エアミックスフィルムドアのスライド位置を制御する制御装置と、を備え、この制御装置は、前記加熱用熱交換器の作動停止中、前記第1エアミックスフィルムドアによる前記加熱用熱交換器と前記第1冷風バイパスとの開口比と、前記第2エアミックスフィルムドアによる前記加熱用熱交換器と前記第2冷風バイパスとの開口比とを異ならせ、前記第1空気通路から室内に吹き出される風量と、前記第2空気通路から室内に吹き出される風量との風量バランスを調節することを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 102
, B60H 1/00 103
FI (2件):
B60H 1/00 102 H
, B60H 1/00 103 L
Fターム (2件):
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特開平4-349017
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特開平4-283115
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車両用空調装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-041027
出願人:日本電装株式会社
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特開平4-257720
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特開平4-173415
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