特許
J-GLOBAL ID:200903013156681415

直流機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-312126
公開番号(公開出願番号):特開平8-168223
出願日: 1994年12月15日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 出力の増大と、回転速度の上昇とを両立できる直流機4の提供。【構成】 スタータに使用される直流機4は、ヨーク13内に、6つの主磁極24a〜24fを備え、6つある極間のうち、等間隔の3つの極間には、極間における漏れ磁束を打ち消す第1補助磁極25a〜25cが配置されている。また残りの3つの極間には、電機子コイルの起磁力を打ち消す第2補助磁極26a〜26cが配置されている。第1補助磁極25a〜25cが極間の漏れ磁束を打ち消すことにより、主磁極24a〜24fの有効磁束が増大し、直流機4の出力が上昇する。また第2補助磁極26a〜26cが電機子コイルの起磁力を打ち消すことにより、電機子コイルのリアクタンス電圧が打ち消されてブラシと整流子との間の電圧降下が抑えられ、直流機4の回転速度低下を防ぐことができる。つまり、第1、第2補助磁極を組み合わせることで、出力の増大と、回転速度の上昇とを両立できる。
請求項(抜粋):
(a)通電を受けて磁束を発生する電機子コイルを備える電機子と、(b)前記電機子コイルに通電する整流子と、(c)この整流子と接触して前記電機子コイルに通電するブラシと、(d)前記電機子を収容するヨークと、(e)このヨークの内側に配置され、前記電機子コイルの発生する磁束に作用する磁束を生じさせる複数設けられた主磁極と、(f)隣接する2つの主磁極の極間に配置され、この2つの主磁極に向かう方向に磁極方向を持ち、この2つの主磁極の側面の極性に対して同一極性が対向する第1補助磁極と、(g)この第1補助磁極が介在しない極間の中間位置に配置され、前記ヨークから前記電機子に向かう方向に磁極方向を持ち、配置位置において前記電機子コイルの起磁力を打ち消す第2補助磁極とを備える直流機。
IPC (2件):
H02K 23/04 ,  H02K 1/17
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭50-065804
  • 特開昭49-081817
  • 特開昭53-147211
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