特許
J-GLOBAL ID:200903013159477479

ボルト接合部の制振構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-333084
公開番号(公開出願番号):特開2000-352113
出願日: 1999年11月24日
公開日(公表日): 2000年12月19日
要約:
【要約】【課題】 互いに接合された鉄骨部材同士の間で繰り返して滑りを生じた場合にも、常にほぼ一定した摩擦抵抗力を発生させて、安定した制振効果を得ることができるボルト接合部の制振構造を提供する。【解決手段】 互いに接合しようとする2つのブレース部分1a,1bの一方のブレース部分1aに属するウエブ14と、他方のブレース部分1bに属するスプライスプレート10,12とを互いに重合するとともに、これらウエブ14およびスプライスプレート10,12間に相対移動を可能にしてボルト16の軸力を付加し、ウエブ14およびスプライスプレート10,12間に入力される所定値以上の振動変位力によりこれら両者の相対移動を許容しつつ、このときに発生する摩擦抵抗力によって制振するようにし、特にウエブ14およびスプライスプレート10,12間に、摩擦板22と滑動板Sとを対にして挟み込んでボルト接合部を7層構造とした。
請求項(抜粋):
互いに接合しようとする2つの鉄骨部材の一方の鉄骨部材に属する第1圧接板と、他方の鉄骨部材に属する第2圧接板とを互いに重合するとともに、両圧接板間に相対移動を可能にしてボルト軸力を付加し、両圧接板間に入力される所定値以上の振動変位力により、これら両者の相対移動が許容され、このときに発生する摩擦抵抗力によって、上記2つの鉄骨部材間を制振するようにしたボルト接合部の制振構造において、上記第2圧接板を上記第1圧接板の両側に一対配設して該第1圧接板を該第2圧接板で挟み込むとともに、これら第1圧接板と第2圧接板との間に、摩擦板と滑動板とを対にして挟み込んでボルト接合部を7層構造としたことを特徴とするボルト接合部の制振構造。
IPC (5件):
E04B 1/24 ,  E04B 1/38 ,  E04B 1/98 ,  F16F 7/08 ,  F16F 15/02
FI (5件):
E04B 1/24 J ,  E04B 1/38 ,  E04B 1/98 A ,  F16F 7/08 ,  F16F 15/02 E
Fターム (44件):
2E001DC00 ,  2E001DG01 ,  2E001EA06 ,  2E001FA01 ,  2E001FA02 ,  2E001GA52 ,  2E001HB02 ,  2E001HB03 ,  2E001HB08 ,  2E001HD12 ,  2E001JA22 ,  2E001JA24 ,  2E001JA29 ,  2E001JD04 ,  2E001JD05 ,  2E001LA01 ,  2E001LA15 ,  2E125AA04 ,  2E125AA14 ,  2E125AA33 ,  2E125AB01 ,  2E125AC15 ,  2E125AG03 ,  2E125AG04 ,  2E125AG12 ,  2E125BB03 ,  2E125BB22 ,  2E125BB36 ,  2E125BD01 ,  2E125BD03 ,  2E125BD06 ,  2E125BE05 ,  2E125CA06 ,  2E125CA63 ,  2E125EA25 ,  3J048AA07 ,  3J048AC01 ,  3J048BD04 ,  3J048BE12 ,  3J048BG04 ,  3J048EA38 ,  3J066AA30 ,  3J066BB04 ,  3J066CA05
引用特許:
審査官引用 (5件)
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